その場しのぎの男たち

鳴門市民劇場感想集

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舞台写真1

ユーモアたっぷりの二時間の舞台でした。
  さすが三谷作品、最高!

今回はうしろの方の席でしたが、セリフもよくわかり、おもしろくて、笑いまわりました。前の方だと顔の表情なんかもわかってもっともっと面白いだろうナ!と想像しました。
  ☆ 星が出て、スターダストの唄が流れて、不思議なとりあわせがすご〜くピッタリでうなりました!

鳴門でこんなに上質の喜劇が観えてとても得をした感じでした。久しぶりに心が軽く楽しく帰れました。文句なく楽しかったです。
  東京ヴォードウィルショー次回も楽しみにしています。

当時の人物たちのそれぞれの思わくがすごく、うまくつくられており、おもしろく観ることができました!

完成度の高い作品だと思いますが、笑いにテーマが消されそうで、よくわかりませんでした。

半年分笑った。役者さんはまじめに演じているのに不思議ですね。

本日、初めて私は東京ヴォードウイルショーの芝居をみせていただきました。この会場に居た多くの人と、たくさんの笑いを共有できたことに、とても感動しています。あっという間の二時間でした。
  普段、テレビでしかみていない俳優さんの演技を生でみられたのは、やはりうれしいですね。さ来年、再び出会えることを今から心待ちにしています。

楽しく二時間観劇さしていただきました。やはり佐藤B作さんの話し方がよく、はっきりわかる感じがしました。

前の席だったので、薬の臭い、おこしを食べる音まできくことが出来楽しかった。
  「その場しのぎの男たち」私達もその場だけ笑っておられる演劇の方が肩がこらずにいいです。

楽しい舞台でした。有名な歴史上の人物達、今も昔も政治家達はその場しのぎな事ばかりかも!
  来年も楽しく観劇したいです。

今の世相を見ているようで笑いの中に考えさせられる舞台でした。
  みなさん素敵でした。

私が頭も中で描いていた伊藤博文さんと、今日の伊藤博文さんが全く違ったのは笑えました。それぞれが自分に有利なように態度がコロコロ変るのがおかしかったです。とっても楽しい二時間でした。

国難に際して、一国をあずかる首相・大臣らが、いかに無策で「その場しのぎ」なことしかできないか…現今の政治情勢を皮肉っているようで笑いの中にうすらざむいものを感じた。劇中人物を笑いとばしながら、そんなバカな「その場しのぎ」の政治家を選ぶおろかな国民をも笑い、さらにその笑いは自分たちに返ってきているのでは…と思ったのは考えすぎか…。

観劇の楽しさを味わいました。どうして面白いのかを考えると、その場面において登場人物の行動が有り得ない事なのに、現実味を感じさせるためではないかと思いました。

時代背景があまり知識もなく見たもので初めはよく理解出来なかったが。徐々に引き込まれ、現代の内閣にも通じるところもあり、三谷幸喜さんと云う方もちょっとわかった気がした。

わかりやすい喜劇の展開で、興味深く観劇しました。

はじめて観せて頂きしました。
  毎月観劇できたらうれしいですね。

◎伊藤博文のひょうひょうとした演技の中に、全体を見通し日本を動かしているスケールの大きさを感じた。
◎夢と野望はあるが、実力がともなわない総理・松方正義は事件の流れに一喜一憂するが、庶民的で人間味あふれ親近感を覚えた。
◎舞台一つで話が展開し、私達を引きつけるのは、演技している役者のスケールの大きさだと思った。

初めて、見て、とても面白かった。これからも楽しい劇をたくさんみたいです。
  “くの一”の女の人がおもいもしない行動で大好きです。

緊迫した時代背景の場面でありながらも、役者陣の力量で随所に笑いが組み込まれ、楽しく観劇することができました。
  交流会も劇団の方々の生の声が身近に感じられて良かったです。

劇中の政治家たちが自分の立場や利益のみを考えて行動する姿…笑いのなかにも実社会や自分自身について、いろいろと考えさせられました。

観るほどに、よくできたお芝居でした。本当にそうだったの?時代と人物考証は、確かなの?観るほどに奥深さを感じました。
  後世、「善良・凡庸で不運な統治者」と言われたニコライ二世の青春時代(二十三歳)に思いを馳せました。後年、ニコライは赤軍に処刑され、伊藤博文は暗殺されます。大津事件の十三年後、日露戦争勃発、時の流れの激しさを感じました。

席が後ろの方でしたがとってもよく聞こえ笑いのたえないお芝居でした。伊藤博文のタヌキ?的な言葉におかしさを感じ、西郷どんのこっけいな動作、総理・外相の右往左往する様子、楽しくて笑いっぱなしでした。暗いニュースのある毎日の中で笑いのあるお芝居がみれてよかったです。
  ロビーでお会いした、あめくみちこさん、とてもきれいでした。

日本の運命にかかわる大事件なのに、くノ一を登場させたり政治家のかけひきが裏目裏目に出たり、おもしろ、おかしいストリーに笑ったり心配しながらのアッと言う間の二時間でした。とても楽しく観劇できました。

席はA 声もよく聞こえて、とても良かった。

楽しく笑って見ながら現在の政治を考えているとブラックユーモアの様に思えて来た。
  テンポが良くてよかった。

「三谷幸喜のありふれた生活」は毎週読んでいますが、作品は期待通りおもしろかった。
  政治家のかけひきはいつの時代も同じで、現在の内閣不安いっぱいのなりゆきに笑ってばかりいられない気持ちになった。

三谷幸喜作品であることに興味をもち期待していた。期待どおり、明治の時代に起こった実際の事件をもとに休憩なしの息つくまもない物語の展開、終わりまで笑いの中で観せてくれた。公演後のロビー交流会も多数の会員が参加し、B作さんはじめ主だったキャストの方が出てくださり楽しかった。質問内容も事前の代表者会にグループごとにまとめた質問が出なかったこともあったが、やはり役者さんを前にして気軽に質問できるふんいきでないのかも?
  テレビでみていた、あめくみちこさん素顔でもやはりステキであった。

今回は政治の舞台ではあるが、日常茶飯事にある内容をうまくアレンジされていた。ほんとうによかった。

重苦しい政治の問題を斜めから見てのドタバタ劇。せりふのかみあいが軽妙でよくもまあ、あの早いテンポでと驚きました。息もつかせぬやりとりと、どんでんがえしのあとのシニカルな笑い。芝居らしいお芝居であったと思います。眠けしらずの時間でした。

十点満点で点数を付けるとすると?友人は八・五点!うまくつけるな…と思いつつ八点。好色で飄々とした伊藤博文像、狡智に長けた策士陸奥宗光像、そしてその場しのぎの群像から浮かび上がってくるニコライの善良さ?二時間をたっぷり楽しませていただきました。

B作さんの"東京ヴォードウィルショー"大変楽しみにしていました。
  三谷幸喜の作品にこっけいでテンポよく歯切れのよい演出が相俟って楽しい舞台に満足しました。
  前の席だったので声はよく聞こえるし、役者さんの顔の表情も手に取るようでした。B作さんは勿論、総理役の佐渡さん、伊藤役の山本さん良かったです。あめくさんはテレビで拝見しているのとは違ったイメージで(でもこんな役が本領なのかな!とも思いましたが)迫力のある体当たりの演技に流石だなーと感心しました。
   ロビーでの交流会は初めてでしたが、舞台とは違った個々の人柄に触れたようで近親感を覚えました。

三谷幸喜作、佐藤B作主演ですので、たいへん期待しておりました。笑いもあり(いっとき)出演者の(一人一人の)演技もよかったのですが、見終わった後での心に打つものとか、感激がなかったのが残念です。
  辛口な意見ですが十月例会の"高き彼の物"の様に派手さはないけれど後でさわやかさが残るようなお芝居が私は好きです。

キャストも脚本も、鳴門ではなかなかお目にかかれない、今回の例会。期待していきました。
  陸奥宗光をはじめとして、内閣の打つ手が、面白いように外れていく。テンポ良く、観客を引きつけるお芝居だったと思います。
  ただ、私の期待が大きすぎてしまって、思っていたよりは…?という感じもありました。でも、佐藤B作さん以外のキャストも、それぞれに味わいがあって、面白かったです。
  再来年のお芝居も、楽しみです。

笑いがあり、おもしろく、たいそう良かったです。
  私は昔のものがすきです。

劇も大変よかったのですが、その後の交流会に参加して、出演者のお話が聴けたのは有意義でした。司会や準備などお世話になりました。

この作品の力で、そして、今回運営サークル当番を担当したサークルメンバー全員の力で、六人もの新しい仲間をサークルに迎えることができました。最大人数のサークルメンバー全員でたのしく笑って観ることができた、思い出に残る作品になりました。

「その場しのぎの男たち」は大変楽しい喜劇だ。
  テンポ良く二転三転するストーリー自体も面白いが、登場人物のキャラクターがみんなユニークだ。山本龍二さんの伊藤博文は、超要人なのにお茶目な感じで特に面白かった。実在した人物もあんなキャラだったのか?実在の事件を扱いながら、一般市民の目には触れない政府要人の密室でのやり取りを描いているので、どこまで本当なのかはっきりしないままなのが良い。
  表向きはもっともらしい態度をとっている今の政治家も、ひょっとして密室ではこんな滑稽なやり取りをしているかも知れないなどと想像させられた。

三谷幸喜さんの作と云うことで大変期待していたのですが、登場人物が実在だけに舞台の物語になかなか入り込めなかった。
  喜劇のためか、その場限りのおもしろさはあったがいつまでも余韻の残るものではなかった感がします。

楽しく見せて頂きました。
  劇団で作りあげるお芝居の魅力を感じました。
  ずーっと先の公演がまちどーしいです。毎年、公演があるといいのに…

今回も二時間があっという間に感じるほど見入ってしまいました。さすが三谷幸喜の作品ですね。「その場しのぎの男たち」とのヒトを食ったような題名にも度肝を抜かれていたのですが、また内容も伊藤博文閣下らの明治の名だたる政治家をモデルにしていて、政治家が我々の身近な人間味のある親しい存在としていて面白おかしく笑いながら見てしまったのですが、また同時に現在、毎日テレビから流れているその場しのぎの政治そのものを見ているようでもあり、本当は笑えない内容だったなと思っています。でも面白かったです。

大きい笑い、小さい笑い、奥が深い…(?)笑い、単純な笑い:いろいろな笑いを楽しめて、あっというまの二時間でした。
  歴史上の偉人と、一応思われている人々をあんなふうに描いて、また、演じられるなんて勇気あるなあと思ったりしましたが、案外、真実もあんなものなのかも…ほんとうの史実はどうだったんだろうと観劇後にわかに日本史をひもといた私でした。
  ああ、おもしろかった。

役者さんの熱演が舞台から客席へと息づかいまで伝わってくるような、本当に骨のある舞台でした。話の展開もおもしろく、生の演劇の醍醐味をじゅうぶん堪能しました。
  欠席者がなかったのも、うれしいことです。サークルの人からも「良かったね」の声が聞こえてきました。ラストで舞台いっぱいに並んだキャストの方々の数に驚きました。あれだけの多数の人が舞台を支えていたのだと体中にエネルギーをもらったように思います。
  本当にすばらしい舞台でした。

コメディとして舞台を面白く作り上げている。
  明治も平成も政治家にとって日本の運命にかかわる問題はいつも山積です。その場その場を如何に切りぬけるか?と言えばりっぱな権力者ばかりのようですが自分の出世や派閥のことばかり考えている政治家が多い昨今、私たちの将来はどうなるのか不安です。
  終演後の対話集会で役者さんは素顔でもキレイ、カッコイイと思いました。

舞台写真2

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