缶詰

鳴門市民劇場感想集

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舞台写真4

「缶詰」というタイトル。一体どんなお芝居なんだろう?と思いながら観劇。
 なるほど、旅館に缶詰になっているからか。と納得。
 三人の面白いやりとりと、それを取り巻く旅館や町内の人たち。何も考えずに、楽しく笑うことができました。
 こういったコメディーは、やっぱり良いですね。気持ちが明るくなります。
 ただ、やっぱり携帯電話やガサガサと飴を食べる音が…ホールが暗くなってから飴を口に入れる人の多さに、悲しくなります。その音でせりふが聞き取れない箇所もありました。寒い季節で、咳がでたりするのは仕方のないことです。だからのど飴などは必要かと思いますが、もう少し配慮して欲しいと思いました。

かなり面白かったです。
 なんだか男性の哀愁といいますか:そういうものを感じました。
 次回も楽しみです。

五十代半ばになると、もしあの時…と思い返し、人生変わっていたかも、と考えることがあるようです。
 いろいろな悩みをかかえながら生きている団塊世代の悲哀がおもしろおかしく表現され、懐かしいフォークソングも聞くことが出来、とても楽しい舞台でした。

さすが芸術賞受賞の皆さんの迫真の演劇すばらしかったです。
 また楽しかったです。ただ、内容が十分理解できずいまだに悩んでいます。缶詰と言う題のとおりある限られた小さな世界でいると考え方が偏ってしまい現実にはちょっとした行き違いが、受け取り方によっては大きく方向が変ってしまうので気をつけましょうということであったのでしょうか。こういうことは我々にも日常よくあることですね。以後気をつけたいと思います。でも一時間四十五分ずっと腹を抱えて笑ってしまいました。本当に楽しかったです。

会社で働く人間にとっては何か笑いとばせない生々しさあり、団塊の世代にとっては、音楽好き人間にとってはやはりあの500マイルはジンときて…。いろんな人がいろんな角度で楽しめました。単純な話だったのにね。

渡る世間のラーメン屋さんの角野卓造さんのファンです。頭の髪も少なくなってテレビでおなじみの顔良かったです。
 女将さんの着物姿も良かったです。
 これで会費の値上げがなかったら最高なんだけど!

出演者の方々はテンポのいい演技力でしたが何を風刺したのか理解できませんでした。
 素直に笑って楽しく観たら良いのでしょうか…。

とっくみあい、言いあらそい、フォークをうたい、悲しいこと、嫌なことも、バカなことも、楽しいことも共有する。そんな仲間がいるだけで幸せになのでは。若い時から現在にいたるまで友達でいられることがうらやましいな。

観劇後、なんだか悲しく、淋しくなりました。会社の権力や、方針に反抗と批判で一生懸命がんばった結果、三人の結果、三人の明日は思わぬ方向へ、サラリーマンの悲しい結末でした。
 角野さんの体を使っての演技、顔面いっぱいの表情たっぷりの大熱演感激でした。
 フォークギターも歌声もすばらしかった。男のロマン。哀歌がとても舞台に合っていました。テレビでみるより、やっぱり迫力がある。
 こぼれ話連載の小山美明先生、長い間ご苦労でした。公私共、お世話になりました。
 こらからもお体に気をつけて地元の文化発展にがんばって下さい。紙面をおかりしてすみません。

楽しい楽しいトリオでした。大ファンになりました。
 演劇って体力もいりますね。
 劇中歌のお上手なのにも感激でした。
 楽しい舞台ありがとうございました。

お芝居らしいお芝居で役者のひとりひとりの個性ある演技にひかれました。
 角野さんのフォークのハモリが心にしみました。昔懐かしい思いがしました。
 嘘が嘘をよび、どうなることかとはらはらさせテンポの早い起伏あるストーリー、また観たいお芝居でした。「その場しのぎの…」とちがったサラリーマンの哀歓が心の底に残りました。

喜劇って…。「そんなバカな…」と思って笑いつつもどこかちょっと「ありそう」で思いあたるフシがあって、だんだん複雑な心境になったきて…。そういう風に観客をひっぱれば成功ですネ。前例会にひき続き、そういう点でマルの喜劇だったと思います。でも終ってみるとこれはもしかして地位名誉にすがりつきたがる往生ぎわのわるい男たちを笑う話でなくて、「男の友情」をしんみり思い出させる物語ではなかったかとも思いました。
 社長、専務、常務でなく、三人が昔呼び合った呼びすての名前で呼び合うシーンがよかったです。

私も団塊世代の一人、どこか身につまされる所があり爆笑とはいかなかった。
 ブラザーズフォーの歌、懐かしかった。

A席で汗まで見えた熱演に感激、最高に良かった。

ひどく性格の違った二人の仲居さんの一人の勘違いから、美人の女将、地元の助役さん、職員の女性、教師と。どうにもやるせない事情を持った社長、常務、専務が間違いだと云えないばかりに、それぞれの人に合わせ嘘のお芝居をやっては、その人達が帰った後の三人の大あばれ全場面浴衣姿の演技、体中のエネルギーを出し切った様な熱演寒い夜にもかかわらず、私達まで大笑い手に汗を握る思いで、ひき込まれ、どのような結末になるのか、ハラハラ、ドキドキ…娘さんの恋人の青年の持参した手紙で奥さんの母親、奥さん、娘に負けた男の無念さを胸に納め、三人で若い日に歌ったうたを歌って締めくくり、あのギターと歌声が胸にしみました。本当に今の世の中に現存するようなお話でしたネ。大変感動しました。

社長・専務・常務のやりとりはとてもおもしろかったです。布団の投げあいは学生時代を思い出させる出来事でなつかしくもありこっけいでもありました。ロビーでお話を聞いた時、あの場面はその時の会場の雰囲気によって気持ちのままに長くなる事があるということでした。終った時四?五分遅かったので気持ちが乗っていたのかもと思ってしまったのは私だけでしょうか?
 角野さんは色の白いはきはきと話されるとってもステキな方でした。頭はテレビと同じ?でした。又来られる事を楽しみにしています。

どうして社長退陣に追い込まれたのか背景がよくわかりませんでしたが、どんな偉い人も肩書きがなくなったら「ただのひと」みたいな哀しさが大笑いで吹き飛ばされるって感じでした。
 大の大人がふとんを投げ飛ばしてぶつかり合うのは私もやってみたい…などと思ったりして…。
 観劇後の交流会も楽しかったです。その後テレビに登場する角野さんに親近感を感じながら観ております。

三人よれば何とかの知恵??テンポも良く、あっという間に終ってしまった。

演技もさることながらギターのすばらしさに感動!

何ケ所か笑いはあっても娯楽性がもう一つ欲しかったように思う。

全員出席、本当によかったと思います。
 笑って笑ってとても楽しい舞台でした。役者さんたちの熱演が客席に伝わってくる、まさしく芝居の醍醐味を堪能しました。

角野さん、ギターも歌もウマイ!
 さすが役者…男性三人の歌もしみじみと良かった。

500マイルと五つの水仙、懐かしかったです。いい声ですネ。

仲居さんの勘違いから嘘をつくはめになり、話が段々ふくらんで行き引くに引けなくなってしまう様が何とも滑稽であった。
 パンツ姿には驚きましたが、歌も上手でしたので又びっくりしました。

劇中のギターを弾きながらの歌声が、ホッとするようなやさしさでとても良かった。
 旅館の人がお客様のノートを読むなんて!とその点がイヤでしたが、そこからドラマがどんどん発展するんですね!変な気持ちです。
 活き活きしてとても良かった…と思います。

角野卓造さんのギターを弾きながらの歌、とても上手。さすがだなあーと感心し、身体にかかる一大事な時にでもユーモアいっぱいに笑わせ、たのしい舞台にひき込まれ、時間があっと云う間にすぎました。

TVに出演されている役者さんは見る前から親しみをもっているので内容にもとけこみやすかった。

大変よかった。
 サークルの人も次回も楽しみにしています。

団塊世代のサラリーマン哀歌』〜例会案内の一節です。たしか喜劇なのにと思いつつ見終えて納得!『缶詰』のようにギューギューつめこまれて育った団塊世代の男たちの哀しい物語。でも三人の男達のバイタリテイや明るさにほっとした舞台でもありました。私もまだまだがんばるぞ!(私も二十四年生まれ団塊世代のはしくれです)

大変楽しく「あっ」と云う間に一時間四十五分がすぎていった感じ、笑って笑って面白かったです。
 角野さんの大熱演、その上に素晴らしいギター、最後の三人のハーモニーが心に残りました。

台本を読みました。実際の芝居はもっと深く、多様でした。
 演出と役者の演技力の賜物?−−演劇の醍醐味を味わいました。
 ストーリーが哀しすぎる。次回はバラ色の喜劇でやって来て下さい。

喜劇はいいなあ。笑いの中で舞台の役者さんに共感したり、次の展開は?とリラクッスして楽しめた。
 休憩なしの例会が続いたが交流会も二例会とも実施され、会員さんも満足されたのでは…。たかお鷹さんが体調不良とかで交流会には欠席されていたが得丸伸二さんが出て三人の役者さんで盛り上がっていたように思う。質問にも丁寧に応えて下さり、市民劇場は劇団の方と会員で支えあっているのだということ。角野さんの観客と共に舞台を作っていくという答えも嬉しかった。

単純なストーリーが、演出と演技力でがらりと変わる。それを実感しました。三人組のハーモニーもとても良かった。
 願わくば、初春スタートは楽しい芝居で幕をあけて欲しい。
 後片付けで、思わず500マイルズを口ずさんでいました。

面白うて、やがて哀しい…女婿として得た社長の席、家族、頑張った仕事、すべてを無くした男に、友情だけが残った。
 最後は哀しいままで終ってしまった。あとのストーリーは観た人が好きなように考えよ、ってことでしょうか?
 私は社長の責任、家族、すべての重いものを下ろし、男の友情をバネに再出発、新しい道を歩み始めたと思いたい。そう考えたら元気になれる。

舞台写真5

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