冬物語

リリック+幹の会 公演

2005年5月23日(月)鳴門市民劇場例会

解説 物語 他サイトによる紹介
配役 スタッフ 上演予定

「冬物語」ちらし

舞う雪の中 凍りついた 愛のソナタ

あなたの 暖かい涙で

いま甦える あなたの「冬物語」

この作品は、2001年、東京公演及び全国公演を行い、各地で 大変高い評価を頂きました。全国のリクエストにより、2005年 1月−6月まで、再び東京公演、全国公演を行います。『冬物語』は シェイクスピア晩年の作品『テンペスト』と並んで、人間の許しと和 解をテーマにした作品です。16年に及ぶ時の経過の中で、<不信 と死>という人生の冬から、<愛の復活>という人生の春へと移り変 わる人間模様を描いたロマンス劇です。失われたものが奇蹟のよう に蘇るという終末は、驚きとともに人間讃歌を奏で、気持ちよい カタルシスを与えてくれます。従来のシェイクスピア作品の堅苦し いイメージを一変させ、歌や踊りなど随所に織り込んだ楽しい作品 になっています。温かい心を持ち帰って頂けると思います。
どうぞ、ご期待下さい!

公演ちらしより


物語

シチリア王リオンティーズ(平幹二朗)とボヘミア王ポリクシニーズ(渕野俊太)は幼い頃からの無二の親友であった。彼らはお互いの国を行き来し、親交をあたためてきた。 そして今、リオンティーズの宮殿にポリクシニーズが滞在し、9ヶ月が過ぎようとしていた。これ以上国を空けてはいられないというポリクシニーズをリ オンティーズは強引に引き留めようとする。なかなか応じないポリクシニーズに業を煮やした王は、王妃のハーマイオニ(前田美波里)に説得を頼む。はじめは固辞 するポリクシニーズだったが、ハーマイオニの熱意に動かされ、ついに逗留を決める。しかし、喜ぶはずのリオンティーズの内に突然暗雲が立ちこめる。 ポリクシニーズとハーマイオニが顔を寄せあって話し合う姿は、まるで恋人同士のようにみえたのだ。“あのむつまじさは異常だ。2人はもしかしてこ の9ヶ月の間に愛をはくくんでいたに違いない。ハーマイオニは臨月の身体──もしかして彼の子を宿したのでは!?”リオンティーズの内に沸き起こ った疑念は2人への嫉妬へと発展し、恐ろしい決断を実行に移すことになる‥‥。そして16年後、奇蹟的な結末が‥‥。

公演ちらしより

他サイトによる紹介

シェイクスピアの森の『冬物語』紹介ページ

くしろ演劇みたい会の『冬物語』紹介ページ


配役

平幹二朗 リオシティーズ(シチリア王)/時 平幹二朗
前田美波里 パーマイオニ(リオンティーズの妃)/ジプシー女 前田美波里
渕野俊太 ポリクシニーズ(ボヘミア王)/貴族 渕野俊太
小林さやか パーディタ(シチリアの王女)
マミリアス(シチリアの王子)/淑女
小林さやか
勝部演之 カミロー(シチリアの貴族)/貴族 勝部演之
廣田高志 ダイオン(シチリアの貴族)/客 廣田高志
高橋広司 クリオミニーズ(シチリアの貴族)/ロバ/召使い 高橋広司
城全能成 フロリゼル(ボヘミアの王子)/貴族 城全能成
水戸野雅代 エミリア(パーマイオニの侍)
ドーカス(老羊飼いの娘)
水戸野雅代
右門青寿 水夫/紳士/兵士/従者/客 右門青寿
松橋 登 オートリカス(ごろつき)/役人 松橋 登
深沢 敦 道化(老羊飼いの息子)/淑女 深沢 敦
有馬光貴 アンティゴナス(シチリアの貴族)/紳士 有馬光貴
後藤加代 ポーリーナ(アンティゴナスの妻)/客 後藤加代
坂本長利 老羊飼い/アーキデマス(ボヘミアの貴族) 坂本長利

スタッフ

W・シェイクスピア
小田嶋雄志
演出 平幹二朗
美術 堀尾幸男
照明 勝柴次朗
衣裳 朝月真次郎
音響 深川定治
振付 前田清実
ヘア・メイク 武田千卷
マスク製作 江川悦子
演出補 遠藤吉博
舞台監督 成井正光
プロデューサー 秋山佐和子
企画・製作 幹の会+リリック

上演予定

 鳴門市文化会館

 5月23日(月) 夜6:30〜

 上演時間 約2時間50分(休憩15分を含む)

 ※約400台の無料駐車場あり    

 徳島市文化センター

 5月20日(金) 夜6:30〜

 5月21日(土) 昼1:30〜

 阿南市市民会館

 6月3日(金) 夜6:30〜


E-mailでのお問い合わせは        鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。