解説 | 物語 | 他サイトによる紹介 |
配役 | スタッフ | 上演予定 |
舞う雪の中 凍りついた 愛のソナタ
あなたの 暖かい涙で
いま甦える あなたの「冬物語」
この作品は、2001年、東京公演及び全国公演を行い、各地で 大変高い評価を頂きました。全国のリクエストにより、2005年 1月−6月まで、再び東京公演、全国公演を行います。『冬物語』は シェイクスピア晩年の作品『テンペスト』と並んで、人間の許しと和 解をテーマにした作品です。16年に及ぶ時の経過の中で、<不信 と死>という人生の冬から、<愛の復活>という人生の春へと移り変 わる人間模様を描いたロマンス劇です。失われたものが奇蹟のよう に蘇るという終末は、驚きとともに人間讃歌を奏で、気持ちよい カタルシスを与えてくれます。従来のシェイクスピア作品の堅苦し いイメージを一変させ、歌や踊りなど随所に織り込んだ楽しい作品 になっています。温かい心を持ち帰って頂けると思います。
どうぞ、ご期待下さい!公演ちらしより
物語
シチリア王リオンティーズ(平幹二朗)とボヘミア王ポリクシニーズ(渕野俊太)は幼い頃からの無二の親友であった。彼らはお互いの国を行き来し、親交をあたためてきた。 そして今、リオンティーズの宮殿にポリクシニーズが滞在し、9ヶ月が過ぎようとしていた。これ以上国を空けてはいられないというポリクシニーズをリ オンティーズは強引に引き留めようとする。なかなか応じないポリクシニーズに業を煮やした王は、王妃のハーマイオニ(前田美波里)に説得を頼む。はじめは固辞 するポリクシニーズだったが、ハーマイオニの熱意に動かされ、ついに逗留を決める。しかし、喜ぶはずのリオンティーズの内に突然暗雲が立ちこめる。 ポリクシニーズとハーマイオニが顔を寄せあって話し合う姿は、まるで恋人同士のようにみえたのだ。“あのむつまじさは異常だ。2人はもしかしてこ の9ヶ月の間に愛をはくくんでいたに違いない。ハーマイオニは臨月の身体──もしかして彼の子を宿したのでは!?”リオンティーズの内に沸き起こ った疑念は2人への嫉妬へと発展し、恐ろしい決断を実行に移すことになる‥‥。そして16年後、奇蹟的な結末が‥‥。
公演ちらしより
他サイトによる紹介
リオシティーズ(シチリア王)/時 | 平幹二朗 | |
パーマイオニ(リオンティーズの妃)/ジプシー女 | 前田美波里 | |
ポリクシニーズ(ボヘミア王)/貴族 | 渕野俊太 | |
パーディタ(シチリアの王女) マミリアス(シチリアの王子)/淑女 |
小林さやか | |
カミロー(シチリアの貴族)/貴族 | 勝部演之 | |
ダイオン(シチリアの貴族)/客 | 廣田高志 | |
クリオミニーズ(シチリアの貴族)/ロバ/召使い | 高橋広司 | |
フロリゼル(ボヘミアの王子)/貴族 | 城全能成 | |
エミリア(パーマイオニの侍) ドーカス(老羊飼いの娘) |
水戸野雅代 | |
水夫/紳士/兵士/従者/客 | 右門青寿 | |
オートリカス(ごろつき)/役人 | 松橋 登 | |
道化(老羊飼いの息子)/淑女 | 深沢 敦 | |
アンティゴナス(シチリアの貴族)/紳士 | 有馬光貴 | |
ポーリーナ(アンティゴナスの妻)/客 | 後藤加代 | |
老羊飼い/アーキデマス(ボヘミアの貴族) | 坂本長利 |
作 | W・シェイクスピア |
訳 | 小田嶋雄志 |
演出 | 平幹二朗 |
美術 | 堀尾幸男 |
照明 | 勝柴次朗 |
衣裳 | 朝月真次郎 |
音響 | 深川定治 |
振付 | 前田清実 |
ヘア・メイク | 武田千卷 |
マスク製作 | 江川悦子 |
演出補 | 遠藤吉博 |
舞台監督 | 成井正光 |
プロデューサー | 秋山佐和子 |
企画・製作 | 幹の会+リリック |
鳴門市文化会館 5月23日(月) 夜6:30〜
上演時間 約2時間50分(休憩15分を含む)
※約400台の無料駐車場あり |
徳島市文化センター 5月20日(金) 夜6:30〜 5月21日(土) 昼1:30〜 |
阿南市市民会館 6月3日(金) 夜6:30〜 |
E-mailでのお問い合わせは 鳴門市民劇場ホームページ nrt-geki@mc.pikara.ne.jp まで。