壁の中の妖精

鳴門市民劇場感想集

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舞台写真

役の多さに慣れるまで時間がかかってしまったが分かると楽しめた。影絵も芝居にメリハリをつけてよかったと思う。娘が屋根裏部屋の父に花嫁姿を見せに来た時、その場で喜べない父の悲しみを感じさせる影絵の舞が心に残った。

長時間の舞台を一人で何役もこなし、大変素晴らしかったです。 三十年間も陰にひそんだ生活を強いたげられた時代背景にも考えさせられたものがありました。平和の有難さを痛感しました。

素晴らしかったです。
  春風ひとみさんの歌も、何人分ものさまざまな声色も、ピアノとギターも……それに舞台から客席へ何回かおりてこられてのお芝居も感動しました。

素晴らしい歌声、一人で演じきったエネルギーに唯々感動でした。ミュージカルの魅力を十分に味わった二時間でした。
  “生きることはすばらしい”の実感に元気をもらいました。
  セリフの部分が聞きとれなかったのが残念でした。ピアノとギターの生演奏もじゅうぶん楽しめました。

表現力のすばらしさ、無駄の無い身体表現の美しさ、楽器の音色の美しさ、夢の有る舞台構成、すばらしい作品でした。感激致しました。

シルエットを取り入れた少し変わったミュージカルでした。
  舞台は、はじめから終わりまで暗い感じであり、内容についても少しわかりづらい面もあった。
  しかし、赤ちゃん役から老女役まで一人で演じた春風ひとみさんの演技はすばらしかった。

虹色の声が素晴らしかったです。
  一人舞台とても良かったです。

今まで観たことのない一人ミュージカル、一人芝居はどのような舞台になるのか、ワクワクしながら観劇日をむかえました。
  歌って踊っていろんな声を出して一人芝居を演じる春風ひとみさんの演技力に感銘を受けました。
  影絵もよかったです。
  素晴らしい感動的な舞台でした。

初めて一人芝居を観たのですがとてもすばらしく楽しい舞台でした。一人で芝居ををしているのに内容も良くわかり大変よかったです。演技力のある春風ひとみさんだから出来たことですね。
  また一人芝居を観たいです。

一人芝居たいへんよかったです。

今日初めて一人芝居を見て感動に残る劇物である。
  元宝塚スターであるので歌、踊りは大変上手であった。

歌も踊りも何もかも良かった。感動した。

早口で聞き取りにくい部分があった。
  一人での熱演は素晴らしい。演技も歌もすばらしかった。

とても楽しい舞台でした。
  歌がうまい、踊りがすごい。一人でやっているとは思えない。

見応えがありました。歌唱力、演技力素晴らしい。
  又、春風さんのお芝居を見たいと思います。

すばらしかったです。感動しました。

今回のミュージカルは一人で何役も2時間もの長時間熱演。
  又歌、踊り、名演技そして生演奏の劇を鑑賞し、このような物語を初めて見せて頂き思い出に残るショーである。
  特に元宝塚スターであるので歌、踊りは大変上手である。

すばらしかったです。

一人ミュージカルってものを初めて見させていただきました。
  形式はともかくすばらしい内容を含んでいて感動いたしました。
  スペインの内乱がどんなものか自分が何も知らないことをはずかしく思いました。演技の基礎が出来ていれば一人でも楽しく引き込まれるものなのですね。
   改めて平和に感謝です。

一人で語り、歌って、踊る。二時間の舞台を進めていくエネルギーに大変感動しました。
  影絵、子供の頃をなつかしく思い出してよかったです。
  一人芝居の舞台の構成上色々制約が多いと思いますが、もう少し舞台の明るい方が良いように思いますが・・・。

舞台では初めての一人芝居を見せていただきました。
  赤ちゃんから幼児、少女、娘、母親、そして老女へと見事な早替わり、フラメンコはとてもよかった。
  さすが宝塚出身の「春風ひとみ」さん歌は特に素晴らしくて、もっと歌が聞きたかったと、あるメンバーの意見もありました。

一人舞台なのにそれを感じさせない素晴らしい演技と歌声に感動させられました。

ひとり芝居の魅力に酔った夜。
  なぜか“娘”の部分によけいに泣けました。
  「エリザベート」「マリーアントワネット」の東宝ミュージカルの春風ひとみさんの印象は脇役、でもそのスケールの大きさ!これぞスターここにあり。いつの日かもう一度観てみたいお芝居になりました。

おもしろく、楽しく、あきることのない舞台でした。春風ひとみさんもテレビで拝見するイメージと違って明るく、歌って踊って一人で何役にも挑戦し、その役になりきり大変よかったです。舞台構成もみごとでした。
  本当に私たちが、今をベストに生きることができるのは過去の多くの先人達のお陰とつくづく思いました。

一人ミュージカルということで期待していた、期待通りだった。いろんな声のセリフ、歌、そして踊り、どれもすばらしかった。影絵もインパクトがあって、とても有効だった。

なんと心地よいギター&ピアノの生演奏でしょう!
  春風ひとみさんの一人ミュージカル本当に素晴らしかった。最後まで美しい声で速いテンポのセリフもスムーズ、スタイルもバツグンだ!影絵を効果的に使っていたのも楽しかったです。本当にいいミュージカルを見せていただきました。鳴門でこんな作品を見せていただき感謝致します。ありがとうございました。 

ある時は妻を演じ、又ある時は娘になったり、妖精になったりして、その時をいろいろな人物になりきって、歌い、踊り、トークみたいな客席とのコミュニケーションをとったり、はじめて見る一人芝居にエネルギッシュな力強さを感じました。
  生演奏のピアノ・ギターもとっても良かったです。

舞台写真

一人なのに大きな舞台に見えました!すばらしかったです。

一人ミュージカルってどんなのだろうかと期待していた。期待以上に大満足した。さすが春風ひとみさん、歌よく踊りよくセリフよし、舞台をおりてきての会員サービスもよし。ピアノとギターの生演奏もよし、良いことずくめ、、難をいえば最初の場面の娘マリアの話の部分がききとりにくかったことと、時代設定のせいか照明が抑えぎみで少し暗いと思ったこと。
  “隠れること”って難しいのに三十年間も(それに娘も誕生していること)隠しおおせた史実は感動的、まさに生きているってことは素晴らしい!!
  一人ミュージカルに初めて接し、感動できるってことも生きていればこそ!市民劇場を長く観続けて本当に良かったと思った例会でした。

「壁の中の妖精」よかったです。
  一番うしろの席で手を挙げてたまご10個も買えました。楽しかったです!

現代人の……観客の『想像力』が試された!!……と思って、舞台に集中、たった一人しかいないその空間で物語が楽しめるだろうか……と不安や緊張がありましたが、フタをあけてみると、何のことはない、圧倒的な演技力と演出のすばらしさ(生演奏よかったですね〜。影絵にはただ感動)で、「貧相な想像力」でも十二分にスペインの街、家族が暮らす家、長い歴史の中で家族が年をとり変化していくさまなどが目の前に広がりました。
  普段、映像文化で過剰なサービス(?)を受け、な〜んにも考えなくても、安穏とラクに楽しめることがしみついた身体とアタマに、新鮮な刺激を与えてくれた気がします。“五感”をイキイキさせよう!!

スペイン戦争後の歴史背景を元に、実在した、ある夫婦の生き抜いた物語。春風ひとみさんの澄んだ美声、しなやかな身のこなし、何役もの役柄を一人でこなす力量に圧倒されました。 二時間歌えて、踊れて、語れて、名優や演技派と言えどもこなせる技ではないと私の目には映りました。並々ならぬ努力もさる事ながら天性の恵まれた才能がうまくかみ合い、人を引き付ける演技派に成長していったのだと思う。
  ピアノ・ギター演奏も舞台を盛りたてていました。あの澄んだ美声で『生きているって、こんなに素晴らしい』最後にもう一度歌ってほしいと思いました。

一人で何役もこなし、よくあれだけセリフが覚えられるものだと感心しました。声もよく通るし、歌もとてもよかったです!!

一人芝居は初めての経験。一人であれだけの感動の舞台を作り上げるエネルギーと演技力に拍手。でも、もう少し小さいホールで観たかった。
  壁の中での苦節30年の描写が少しもの足りなかったが、「礼を言わなければならないのは神様でなく君だ!」と妻に言って息を引き取ったマノーロの台詞に30年間生き延びたことの喜びと、妻・家族に対する感謝の全てがこめられていたのだろう。

一人芝居と聞いていたのであまり期待せずに言ったのですが、何のことはない大勢の人が出てきてそれぞれがはっきりそれなりの役割を果たしていたように見えたのにはびっくり致しました。
  春風ひとみの演技力、台詞、踊りどれをとっても素晴らしかったです。
  戦争を題材としていたにも拘わらずおとぎ話を見ているようで、劇中「生きているって素晴らしい」の台詞で妖精が壁の中に閉じ込められているのを思い出させてくれました。戦争の悲惨さ、平和の尊さを考えさせられた素晴らしい演劇でした。

一人芝居でも大変ですのに一人ミュージカル、見事に演じられて歌も踊りも素敵でした。暗い内容でしたがそれが感じられず楽しませていただきました。ありがとうございました

一人芝居と聞いて、実は「ガラスの仮面」(!)の中にでてくる「ジーナと5つの青い壷」を思い出してました。パントマイムが達者じゃないと難しいのかな、なんて勝手に想像してました。
  春風さん、演技だけじゃなく、歌、ダンスも素晴らしかったと思います。
  アルトでも低い所の音域を朗々と歌いこなしているかと思えば、ソプラノ辺りと思える音域もしっかり出していて。
  男役さんかと思っていたら、娘役さんだったし。
  酔っ払った男の演技も上手い!
  やはり宝塚ってちょっとスゴイですね。
  鍛えられた人の鍛えられた技(?)を楽しませてもらいました。
  今回は、歌初心者の私に、色々と勉強になりました。(笑)

一人芝居のミュージカル見ごたえのある作品でした。
  卵売りの場面では客席での即答芝居、笑いの中楽しく観客を作品の中へ引っ張っていく芝居ならではの客席との一体感ですね。近くで春風ひとみさんが見られたわけですが、すごい大きなオーラに圧倒され本当に今美しく生きてる人の顔・姿が拝見できました。これからも一人でも多くの人に感動を与えて下さい。

長丁場の舞台を語り、歌、一人で何役もこなし、その演技力や体力にすごいエネルギッシュを感じました。
  又生きることの素晴らしさをあらためて教えられました。
  次回を楽しみにしています。

大変感動した、すばらしい。
  なぜ私をそんなに感動させたか?それは春風ひとみさんの一人芝居の圧倒される演技力でしょう。語り、歌い(声量のすごさ)、踊りと、何人もの多様な声の切り替えの素早さ、そしてテンポの早い軽やかな動きは、見ごたえがありました。やはりこれは宝塚時代に培われたものでしょうけれど、さらに平素の練習によってこれほどまでに円熟した女優になられたのでしょう。
  一人芝居では語りかけの出来不出来がその芝居を大きく左右するといわれるほど重要ですが、その非常に難しいところを見事に演じていました。それもあの細身の体で2時間に亘る一人ミュージカル、あのエネルギーはどこから生まれてくるのでしょうか?ただただ驚きでした。
  上演前市民劇場は舞台の広さを心配していたようでしたがそれは危惧に終わったようで、舞台一杯を使って軽やかに踊りをみせてくれました。今回で292ステージとなったとの事で大変すばらしいことと思いました。一人芝居ではありましたがピアノ、ギターとの息もぴったり、又バックの影絵が幻想的でした。さらに、劇中で卵売りの籠を持って観客の中に入って売り歩くのは予定の行動だったでしょうが、観客というものは役者さんが横にきて、その上、手でも触れてくれるものなら最高に感激するものです。そうした粋な計らいで大変面白く笑わせてもくれました。
  劇中でも感じましたが、戦争という悲惨さを強く感じ、実際30年間も本当に隠れていたとはいまだに信じられない気がします。家族の強い絆、家族愛があればこそ出来たと思います。これからは世界から戦争が無くなり平和な時代が来るようにと思いつつ会場を後にしました。

私事で途中退席しなければいけないことがわかっていながらも、どうしても観たくて端の席で観劇させていただきました。
  本当に一人芝居?と自分の目と耳を疑ったほどすごい!さすがプロ!
  少し聞き取りにくいところもあったのですが、あらすじを読ませて頂いていたのでよくわかり、いつものことながら例会ニュースなどの有り難さを感じました。後ろ髪を引かれながら先に帰りましたが本当にいつもありがとうございます。

春風ひとみさんの一人芝居は見応えがありました。一人で何人かの声を出して演技をしてすばらしかったです。
  観客の気持を取り込んで会場が一体となった芝居でした。
  卵を5個買わせて頂きました。

“ひとり芝居とは”期待もせず、開演してみると始めからエネルギッシュな早口のしゃべり、解説の場の静かなことば、妖精、影絵の台詞、早替わりの娘のダンスと何役をこなしたのか、ほんとに一人だったのかと演技力のすばらしさに感動しました。舞台照明の暗さが効果をあげたのでしょうか、少し明るいと舞台が広がりピアノ・ギターの生演奏が観られて更によかったと思う。

暗くて重いのではと想像していたのですが、それに反して次々と展開していくおもしろさと軽快さに圧倒されました。
 舞台だけでなく観客席まで近寄って下さったことに感動を覚えました。

スペイン内乱の終結後30年間、処刑を逃れ自宅の壁の中で隠れてすごした彼を励まし、ささえ続けた妻と娘の苦難の道のりはたいへんなこと。そしてその様子を一人何役も演じる春風ひとみさんに感動しました。
  生演奏のギター・ピアノの効果音と歌って、踊って(軽やかに・華やかに)すばらしい一人ミュージカルの舞台は、いままでにない初めてのお芝居です。演技力もさることながら体力をひとつの舞台に集中するということは、普段から体力づくりに努力していることがうかがえました。
  影絵の妖精「十二月の物語」もやさしくメルヘンな感じが印象的でした。。
  前回と同様 家族の絆・人間の生きる尊さなど、ひしひしと胸につたわってきました。どんなに苦しい時でも望みを忘れず前向き志向で生きることを教えられました。

とっても楽しかったです。
  今回都合が悪くて、徳島での鑑賞になりましたが、こんなことがありました。春風さんが観客席へ卵を売りにくるという演出でのアドリブを楽しんでいた時のこと……おそらく鳴門の会員さんと思いますが、奥の 卵がほしいと手を上げた人に、その方はすっと立って卵を手渡しに行き代金を受け取ったのです。その自然な行動に「いい役者さんがいる」と春風さんがくれたほどです。こちらの演技も楽しませていただきました。
  徳島へ行かれた方、覚えてますよね。

全員、一人芝居は初めてだったので、どういう感じなのか楽しみにしていましたが、想像以上に良かったと、皆感激していました。

ひとり芝居をすることの春風さんのエネルギーとプレッシャーを身近に感じました。

すごく楽しかったです。たくさんの人のこわいろで、早替わりでアセのほとばしるのが見えました。

どうやって赤ちゃんから老女まで演じられるのだろうと興味があったけど、舞台の演出も演技も歌唱力も、なるほど・さすがに・と感激しました。

卵売りになったフリアーナ(春風さん)に「お兄さんありがとう!」と言われてしまいました。

前回に続きすばらしい舞台に感動しました。
  ほんとうに今までに見たこともないお芝居(一人芝居)のすばらしさに目を見張っておりました。よくまあ、ひとりのお芝居であれほどエネルギーが続くものかと驚嘆です。
  スタッフの皆さんの力をすべて吸収して、たったひとり最後まで演じた方はもちろん、ピアノ・ギター奏者もほんと渾身の力をこめての演技・演奏に身がふるえました。
  いかなることに出会おうと、人間ってすばらしい、人間って生きる力があるんだというメッセージを頂き、また、新しい一歩をふみだしました。次回も楽しみにしています。

舞台写真

E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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