ホーム > これまでの例会 > 「ドライビング・ミス・デイジー」 > 感想集

「ドライビング・ミス・デイジー」

鳴門市民劇場感想集

例会の紹介はこちら

鳴門例会カーテンコール

二人の歌が、とってもすばらしかった。

今年の例会も今夜で終わりとなりました。息のあった仲代達矢、奈良岡朋子二人のコミカルな会話の素晴らしく歯切れの良い演技は久々によい舞台でした。
  一人かくしゃくとしていたデイジー(72)も25年経てば、ホーク(60)と共に老いていく様子が、自分のこれからの道と重なり少し不安がよぎりました。
  二人とも年齢を感じさせない、さすが「大物俳優・女優」である。ブルーのセダン自動車のエンジン効果音で運転している感じがよく出ていた

とてもよかったです。でも、トイレタイムが……

二人の素晴らしい演技力に感服しました。

日本の代表する女優、俳優さんの出演で、人種差別物語である。ユダヤ人と黒人との25年間にわたる人生ラブロマンス「大人の恋」老人ホームでは、美しい、又、可愛らしい言葉もいらない恋物語、並の芸能人ではできない演技はとても素晴らしい!!印象に残る劇であった。

ベテランの役者さんの演技でとても素晴らしかったと思います。ストーリーとしては、だれにでも迫り来る老いの表現が少し平凡であったかなという感じです。
  舞台装置は、照明でいろいろ雰囲気が出ていた。

お二人とも芝居しすぎ。これ見よがしな感じ。あざとい感じがした。

2008年最後の舞台にふさわしい作品でした。奈良岡さん仲代さんの芝居達者な事。特に奈良岡さんの72歳から97歳までの老女の仕草の細かいこと。本当に感心いたしました。素晴らしい。
  最後にご挨拶に出ていらっしゃったときの若いこと。二度びっくりです。(残念ながらF席だったので、聞こえなかったことが時々ありました。)

幕が開いたすぐから、作品の世界にすっと入ることができ、入り込めました。奈良岡さん、仲代さん、さすが大物!という言葉しか出てこないほどで本物のお芝居を観たという感じでした。仲代さんにはテレビでは恐い印象を持っていましたが、コミカルで、セリフの一つ一つに笑えましたし、奈良岡さんは、演技はもちろんのこと最後私服で出てこられたときの若々しさに失礼ながらすごいと思いました。今回は当番月だったので、素敵なお芝居にほんの少しではあるけれど関われて嬉しいです。

大スターのお芝居に感動と期待しすぎたのかな?なぜかお芝居が終わって星空の下俳優さんが出てこられたときに一番感動を覚え、胸が熱くなりました。
  (とっても生き生きした動きに、目が釘づけになりました。)

仲代さん、奈良岡さんさすが名優、とても素晴らしかった又、音響、照明ともによかったです。やはりいい舞台を企画して欲しい。

仲代さんといえば、重厚な役柄と勝手に決めつけていましたが、舞台に登場するやいなや「あれ〜?」とそのイメージが飛び去ってしまいました。そして、次の動作からとても身近に感じられなぜかうれしさにも似た気持ちが込み上げてきました。また、奈良岡さんの老いていく姿に息子たち(高一、中二)は演じることのすごさを感じたそうです。肌の色が違っても、人間としての姿はみんな一緒で、いずれみな老いていくのですね。デイジーやホークのようにまじめにまっすぐにそして、思いやりの心を持って生きていくことの大切さを笑いの中から感じ取れたとそんなことを語り合った帰路でした。素晴らしいお芝居、ありがとうございました。

だんだん年老いていくけど、変わらぬものがあって、それがとても温かく、また素敵に感じました。本当に素敵な舞台でした。

現代演劇界の名優二人の初共演に胸を躍らせて夜道を急ぎました。舞台は人種差別の濃いアメリカとは云え、誰でもが通る人間の老いていく老女の有様を、奈良岡さんが演じ、そのリアリティの凄さに思わずたじろぎました。
  また、仲代さんの素朴な黒人運転手になりきり、いつまでも老女を見守る慈愛の深さが、そのメイキャップの見事さとともに胸を打ちました。これぞ現代の名優のお芝居というものであると、想い出に残る観劇となりました。

たった三人のお芝居ですが、そんなことを全く感じさせない大きな感動をいただきました。

鳴門例会カーテンコール

徳島であのキャストのそしてあの演目を見られるとは思いませんでした。お二人はやはり貫禄?余裕ですね。

誰にも必ず訪れる老いの世界をたっぷり見せてもらいました。お洒落で素敵な奈良岡さんが老いに向かう姿は流石でした。
  TVでよく見る仲代さんはいつも重厚な演技で舞台が引き締まる感じで見ています。今日は、全く違った仲代さんの別の面を楽しく見せてもらいました。一幕のお芝居なのに、心は大満足でした。

「ドライビング・ミス・デイジー」最高でしたね。もうのめり込んでしまいあっという間に時間がたちました。今回初めて観劇させていただきましたが、大変素晴らしいお芝居でした。本当にパワフルな、お年を感じさせない声で、やはりマイクを通さない肉声はよいものですね大変感動いたしました。

11月例会「ドライビング・ミス・デイジー」はとってもよかったです。なんかあっという間に「終わり」って感じでした。時間を忘れて見入ってしまいました〜。

良かったです〜奈良岡さんの体がきかなくなった演技、仲代さんのあの間合いと存在感……堪能しました。
  母も、「目の前でやるけん、映画とはまた違うなぁ」と悪くはなかったようです。

ドライビング・ミス・デイジー面白かったです。仲代さんも奈良岡さんもお年を感じさせない演技ですごく軽やかな感じがしました。デイジーとホークの関係は素敵だなあと思いました。夫婦でもなく、恋人でもなく、一緒に年を取っていく仲間ってな感じで……。正直な感想です、センチメンタルすぎましたかね。次回も楽しみです。

期待通りの舞台でした。役者根性に徹しきった演技にただただ感動でした。運営サークル当番という恵まれた例会で、表情の一つ一つ、事細かに拝見することができ、感激が倍増したように思いました。
  心から許し合える友人の大切さを改めて実感しました。最近、長年おつきあいをした唯一の心の友を亡くしました。よけい、ぐっと胸にくるものがありました。富でも、財産でもない、本当の宝物にめぐり合えたひとときでした。観劇の醍醐味を満喫させてもらいました。

劇団民芸と無名塾の看板名優奈良岡朋子と仲代達矢の共演を楽しみにしていた。後席だったが、ストーリーもよく分かり、舞台映えのする仲代達矢、せりふが心地よく伝わってくる素晴らしい響きの奈良岡朋子、二人の名演技に感動した例会でした。

「老い」人種を越えた友情という主題もあるのだろう。しかし、自分に一番身近な問題である「老い」を感じ、考えた時間であった。いざ体験してみないとわからないこの課題を今、父と家族でこなしている。一番苦労をかけている妻に想いを馳せた。二大役者の演技には、もちろん魅せられる。特に、ホークの間延びして、温かい物言いには、ホッとさせられる。望むらくは、インターバルが欲しかった。75分間ずっと同じ椅子に同じ姿勢で座り続けることは辛いことであった。

初めて見させてもらいました。とても良かったです。
  これからも楽しみです。

当番でいつもより前の席なのに、今回は花束当番でさらに役者さんを間近で拝見することができて感激でした。仲代さんが、こんなに愛らしい演技をするなんてちょっぴりびっくり。でも、友人と話してたんですけど、「北の国から」の田中邦衛さん風では!?と……
  老人ホームでのエンディングがちょっとわかりくかったです。年月を経た場面展開が繰り返しあったので、これで終わりなの?まだ次のシーンがあるの?と言う感じで、拍手しそびれてしまいました。でも、全体的にとってもいいお芝居、息子さん役の方もとても良かったと思いました。

「ドン ガラガラ ガシャ〜ン」一瞬ビク?美しいミスデイジー(奈良岡朋子さん)黒人運転手ホーク(仲代達矢さん)知っているので、一段と興味深かった。運転手ホークの一言一言がとにかくおもしろく、車のシーンではドアの開け閉めのタイミングがドラマチックに感じられた。一方ミス・デイジーが老いて不自由な体になって歩行器を利用する演技の細かいこと……やはり名女優さんだ!
  休憩なしの上演もスムーズに見れて良かったです。

奈良岡朋子さん、仲代達矢さん、お二人の名優に圧倒されっぱなし、演劇への情熱を感じさせるいい舞台でした。その席だったのに、お二人とも声も良く通り、(年齢的にも少し不安だった。)最後まで、楽しく過ごせました。人間愛とも言えるような友情で、25年間もおつきあいのできたデイジーとホーク、うらやましい限りですね。これだから、市民劇場はやめられません。それにしても、アンコールに応えて出ておいでたお二人の若々しいこと!

奈良岡さんの心地よい声の響きと、仲代さんとの息のピッタリ合ったお芝居!!心に残る一夜でした。いつまでも現役で演劇を続け、後継者も育てて欲しいと思います。

前の席だったので、奈良岡朋子さんの着ていたカーディガンの変化や帽子の花柄、靴の変化、仲代達矢さんの目が潤んだとき、手の色、細かい表情や、年を経て膝が悪く伸びなくなった歩き方など見られてとても幸せでした。

『大物二人』のそれぞれの素晴らしい演技力は言うまでもなく人種差別を乗り越えて人生を美しく生き抜いたお芝居に超高齢を生きているものにはとても感動的でした。

芝居が進むにつれて、劇の中に引き込まれてしまいました。さすが、名俳優、名女優さんだと感心しました。最後まで目を離すことなく観劇しました。有り難うございました。

仲代達矢と奈良岡朋子、二人の力を抜いた演技が絶妙だった。また、照明が全部付くと味気なく見える舞台装置だが、暗闇の中でスポットだけになると不思議とそれが生きる。光と音の芸術である演劇の神髄を垣間見た感じである。
  ストーリーも黒人初の大統領が誕生した今、デイジーとホークのからみが現実味をもって私の中に入ってきた。休憩なしの中、集中して観劇できた。

現代の名優といわれるお二人のお芝居を目の前で、観劇でき、そのお芝居の素晴らしさ老人ホームにてプリンをデイジーの口に運ぶ仲代、あの気位の高かったデイジーがすんなり口にするところ涙が独りでにこぼれてきて、すごく感動しました。

奈良岡朋子と仲代達矢の二人の演技を見ているだけで、楽しめる芝居。演技が芝居をおもしろくすることをあらためて思い知らされた。仲代の黒人運転主役も良かったが、奈良岡の72歳から97歳までの老けっぷりは絶賛もの。
  そして、二人の老人の心温まる友情に感動を覚えた。

初めて見させてもらいました。とてもよかったです。これからも楽しみです。

差別社会の中で、自由にトイレにも行けないホーク、文字などだれでも読めるという固定観念の前で、実は読めない……と告白せざるを得ないホーク……わたしにとっては胸につきささる台詞が少なからずあったのですが、あまりそれを意識させずに、むしろ笑いの場面に変えてしまう演出でした。それも、作品と、お二人の演技の底力と見るべきかもしれませんが。
  おりしも、米国では歴史始まって以来の黒人大統領が誕生、ホークとミスデイジーの時代からわずか50年の道のりと見るべきか。今回も劇を通して、いろんなことを教えられ、考えさせられました。 

初めて参加させていただき、とても感激しました。これからも楽しみにしています。有り難うございました。

奈良岡朋子さんと仲代達矢さんの夢のような共演、その演技の素晴らしさに只感動のひと言です。ストーリーも分かりやすく大変よかったです。我が国では今年から後期高齢者と呼ばれるようになりいろいろ取り沙汰されていますが、超高齢化社会は避けようのない私たちの問題です。このお芝居を観て、老いを受け入れ、今を生きることを学びました。

いつも徳島で観るサークル員に鳴門の機関紙を見てもらおうと思ったことでした。イラストも内容も温かです。

観劇の前に奈良岡さん、仲代さんの練習風景をTVで見ていました。長時間休憩時間もなく、長いセリフや動き等、二人の年齢からは想像もできない位大変だったと思うと、大変感動しました。

新劇の顔ともいえる大物俳優二人の熱演を鳴門の地にて観られるのは入会しているおかげ……。とても感激しました。来年もよく知っている役者さんが来られるので楽しみです。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。