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「楽園」

劇団スイセイ・ミュージカル

鳴門市民劇場2012年11月18日例会 感想集

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鳴門例会カーテンコール

特別鑑賞された方の感想

知り合いに誘われて鑑賞しました。
  とても見ていて色々なことを感じました。
  人と人との絆、戦争や人の愚かしさ、愛情や友情。忘れているものを思い出されたような気がします。
  ミュージカルを生で見たのは初めてでしたが、とてもおもしろくて、また見たいなと思いました。
  テレビごしと生では、感じることがまた違っていました。

自分が演劇が好きだから鑑賞しました。
  キャストの皆さんのすてきな笑顔にすごく元気をいただきました。
  お話にもとても感動しました。ありがとうございました。

祖母に誘われて鑑賞しました。
  すごく感動し、また観たいと思いました。
  初めて生のお芝居を観て、来る前は「どんなのだろう」とか、「おもしろいのかな」とか、いろいろ思っていました。でも、実際観てみたら、本当にすばらしいお芝居でした。
  今回は、このような特別鑑賞会をひらいていただき、本当にありがとうございました。また、このような会が行われることを心から願っています。

18:30から開演した当初は全くミュージカルに興味が無かったのですが、見ている間に「楽園」の世界に引き込まれている自分がいた気がします。
  時代も国も違い、架空の話であるにも関わらず、今現在進行形でハワイアンと日系人の壮絶な戦いが繰り広げられているようでした。
  新たなハワイアンの視点が加わることにより、日系人の目線からみていた戦争を変えられました。
  どんどん戦争のことを語り継ぐ世代が亡くなって行く中、この命と戦争、そして愛と友情のストーリーを私の同世代にも是非見て欲しい。  

会員の方の感想

感動のスイセイ・ミュージカル「楽園」ありがとうございました。
  舞台装置・歌・踊り・ストーリー・演出、すべてにおいて素晴らしかったです。
  出演者のすべての皆さんの一生懸命な演技が心を動かし、夢中になった楽しい舞台でした。最高!!

内容がわかりやすく、よく理解できてとてもよかったです。
  舞台装置も大がかりで、またいろんな種類の踊りもあり楽しく見せていただきました。戦争の暗さもあまり感じさせなく、明るい舞台を楽しませていただき、ありがとうございました。

スイセイミュージカルの劇はきれいな歌声も楽しみの一つですが、今回は伴奏の音量が大きくて歌声がよく聞こえない場面があった点だけ少し残念に感じました。
  真珠湾攻撃の時、ハワイに多くの日系人が暮らしていたことは知りませんでした。彼らが当時相当辛い思いをしただろうことが、劇を観てよくわかりました。
  とても悲しいお話だったけど、この劇に出会えてよかったと思います。

初めて演劇を体験しました。これほど楽しいものとは思いませんでした。最前列で観ることができ、役者さんの熱い演技がストレートに伝わってきました。テレビで見るのと全然違います。楽園のストーリーもしっかりしており、戦争がどれだけ多くの人を狂わすか、あらためて平和の大切さを心の奥から痛感しました。スイセィミュージカル劇団の名を一生忘れることはないでしょう。また観劇できればと期待します。

今回は最前列で観たこともありますが、演技(踊り)、歌に迫力があり、時間が経つのが早く感じました。

市民劇場の醍醐味の一つは劇団と観客(会員)が近いことです。役者さんと一緒に搬入したり、交流会があったり、時に親しく話をすることもできます。数ある劇団の中でもスイセイミュージカルは観客との交流を大切にして、親しみやすく、とても身近に感じる劇団だと思っています。そんな訳で今回、スイセイ3年ぶりの「楽園」をとても楽しみにしていました。
  劇が始まると、期待どおりの歌と踊り、ミュージカル本来の楽しさを堪能することができました。「楽園」の舞台になっているのは第二次世界大戦、誰もが知っているあの真珠湾、そこに日系人たちの悲しい現実があったことは知りませんでした。そして、戦争に翻弄されていく2人に待っていたのは悲しい結末でしたが、最後の最後に少し夢を持たせる終わり方だったのが救われた気がしました。
  また、3年後にスイセイミュージカルに会えることを期待します。

主人公は,星司とレイラーニ?実は、星司の妹:治子であった
  利発で正義感の強い彼女・・・ それゆえの、あの感情の爆発に
  演じる役者は、どう耐えているのか?
  そんなことを、後から思い直すミュージカルであった
  歌と踊りが、救い
  若い観劇者の感想をぜひ聴きたい

楽しく観せていただきました。大変よかったです。

声量のある歌声、ダンス素晴らしかったです。
  ストーリーとしてはとても悲しい、深い内容のものでしたが、内容を受けとめながら、ミュージカルとして楽しめました。
  舞台装置もよく工夫されていたと思います。

後列でも音声よく、大変迫力がありました。

素敵な舞台でした。歌と踊り・舞台はもとより、移民・戦争の歴史に触れ、戦争の愚かさ、愛について深く考えさせられました。
  十三才(中1)の孫を参加させていただきました。大感激でした。観劇するのは初めてで良い作品に出会えて良かったです。ありがとうございました。

素晴らしいミュージカルを観ることができ感激しました。
  歌と踊りに魅せられ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

舞台は演者と観客がひとつになってつくるものだということが、とてもよくわかる作品でした。
  日系人として、アメリカ人としての自分の立ち位置に苦しむ様子、戦争はどんなことがあっても、イヤだ、人が人を殺すことになるので・・・そんなメッセージが強く伝わってきて、涙があふれました。
  劇団自作の迫力があり、流石5年かけて創っただけ、訴えるものが伝わってきました。
  声もきれいだし、踊りもウマイ!最高でした!

鳴門例会カーテンコール

ミュージカルをたんのうできた。
  ロビーでのフラダンス、帰りぎわの握手、本番以外のサービスもよかった。
  リメンバー パールハーバー!米国人にとっては、日本の広島・長崎のような気持ちなんだろうなあと思った。
  「戦争はいやだ!人を殺すのはいやだ!」治子の必死の叫びが耳に残っている。

とても素晴らしかった!歌・ダンス共に満足し堪能できました。
  ミュージカルファンの私にとって、ワークショップと合わせてよかったです。

大変楽しいミュージカルを演じて頂きありがとうございます。絶え間なく聞こえる歌声と絶え間無い踊り、素晴らしいと思います。
  ストーリーは当時の歴史も踏まえ難しい時代を短くまとめ思わず引き込まれました。私達は日本から見たハワイの奇襲攻撃しか知りません。これが一面で、逆面では日本の奇襲攻撃が如何にハワイの日系の人達の人生に影響したのか!知りませんでした。この芝居を観ていないと分からなかったことだと思います。
  恋する二人の結末は悲しいものに終わりましたが、生まれ変われば結ばれる二人と強く思っています。
  苦労話もあとでお聞きすれば、フラダンスの研修にハワイに赴き観光もできなかったとか、時代考証も行なったとか、他にも沢山あるようです。やはり、お芝居ひとつ完成させるには時間と持続する情熱がなければできないと思いました。
  また、鳴門への思いもフィナーレで語って頂き感激です。
  「3年後の鳴門公演でお会いしましょう!」を合言葉にして私たちの鳴門市民劇場を盛り上げていきましょう。

戦争は仲の良かった家族も、友達も、若者の未来や愛もうばってしまう。治子さんだけが生き残って寂しい、悲しい。戦争は絶対二度としてはならない。

ミュージカルの華やかさを充分に楽しむことができました。
  ストーリーの展開と“楽園”が結びつかず違和感があったが、どんな時代になっても“君といればただそれだけで楽園”と思える人間関係がすべてを救うのだと思う。
  ♪“ただそれだけで楽園〜”と私の中で劇中歌が響いている。

日系二世が多く住むハワイで、昭和16年12月8日未明日本の爆撃隊が真珠湾攻撃を起こしたことは、戦前生まれの私たちにとって、今でも心痛む大きな出来事として語り継がれている。
  「楽園」はこの出来事を土台に据えて演じられた作品である、当時のハワイアン(アメリカ人)は突如として起こった空爆惨事に対する怒りは劇中にも表現されていたが、日本人に対する憎しみのみであった。
  「楽園」では、その憎しみを乗り越えて人と人との繋がりの大切さや愛が表現された素晴らしいミュージカルであった。
  スイセイ・ミュージカル!ばんざい!

第2次大戦のハワイを舞台に歌と踊りで見せ場いっぱい・楽しませてもらいました。
  フラダンスは必見ってとこです。
  でも内容の実に重い芝居です。
  この題材が本当に劇場に適切なのかと思ってしまいますが、
  なんでも歌って、踊るのがミュージカル・・・。

ミュージカルはいいですね。
  ハワイのパールハーバーのこと、移民とハワイアンの社会のことが演劇の中でうかがえ、歴史のおもみを感じさせられました。
  開幕前のフラダンスのサービスも観劇前の気分を盛り上げるのに効果大であったと思いました。
  海外旅行で行きたい所はハワイでしたので、その国の雰囲気と期待をふくらませてくれました。

今回の例会は当番だったので、トラック2台の大量の重い舞台道具の搬入のお手伝いをさせていただきました。
  スイセイ・ミュージカル公演は今回で3回目。「夢があるから」「広い宇宙の中で」そして「楽園」。初観劇が「夢があるから」だったので今回の例会は特に楽しみにしていました。
  星司役の吉田要士さん、レイラーニやくの中村香織さん、二人の息はピッタリ(CDも購入しました)
  鍛え抜かれた歌唱力、演技力、それにレールを使って星司の家に、ある場面ではレイラーニの家に、カーテン(幕)で森にと展開していく舞台装置に目をみはる場面が多々あり感動しました。
  特にオープニングのハワイアンフラ「ザ フキラウ ソング」は興味深く、丁寧に踊っていて本当に美しかった。随所にフラを見ることが出来てとてもラッキーでした。

初めてミュージカルを舞台で見ました。今までミュージカルは映画でしか見たことがなかったので舞台で見る臨場感や、生で聴く歌声や音楽に感動しました。
  ストーリーも切なくて、でもラストでは若い二人が再会したようでロマンチックで良かったです。

今回の「ミュージカル 楽園」、とても良かったです。私はこれまで、ミュージカルは宝塚の舞台を2回ほど観ただけでしたので、華やかな感じのみが残っていました。
  今回の内容は、日本の真珠湾攻撃で始まった日米戦争が、ハワイに住む日系人にどのような運命をもたらしたのかを描いたものでした。日米戦争といえば、真珠湾の奇襲攻撃での勝利の後は、各地での敗退と空襲、原爆投下を経ての終戦という、どちらかといえば日本は被害を受けた面からとらえる傾向があるのですが、ハワイの日系人側から見れば、日本に見捨てられ、さらには米軍兵士となって日本と戦い死傷するという過酷な運命が待ち受けていたのです。戦争がもたらす悲劇を具体的に描き、平和の大切さを訴えていたのが良かったと思います。パンフレットによれば、3回にわたるハワイ現地での研修会も行われて、このミュージカルは作られていったことがわかりました。劇団スイセイミュージカルの益々のご活躍を期待したいと思います。

前回は入会して間もない高校生でミュージカルのすばらしさを教えてもらい、いっしょに観た演劇部の友達と感激し合ったことがなつかしい思い出となっています。今は皆がそれぞれの大学で離れていますが、やはり“良かった”と皆に伝えたいです。
  次回はいつ?その時を楽しみに待っています。

弟が会場で買った CDを何度もくりかえして聞いています。曲が耳に入ると迫力あるステージと重なって場面が浮かんできます。こんなにも気取りのないミュージカルがあるのかと感激しました。あれから家族みんなが「楽園」にひたっています。母など車の中でCDに合わせて歌っているらしい…。気分はレイラーニ?

ずっとこの日が来るのを待っていました。
  客席との距離を感じさせない演出はやはり、スイセイ・ミュージカルさんですね。
  本当に元気になれる楽しい時間をありがとうございました。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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