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「ロミオとジュリエット」ロビー交流会
2014年1月29日(水)21:30〜22:00
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ジュリエットの乳母役 |
ロミオ役 |
ジュリエットの父キャピュレット役 |
西山知佐さん |
進藤健太郎さん |
長森雅人さん |
- 司会
- お疲れのところ申し訳ございません。それでは自己紹介をお願いいたします。
- 進藤
- ロミオ役をしました、進藤健太郎です。無名塾が四国に来るのは17年振り(リチャード三世以来)です。
- 私もその時に来させていただきましたが、その時は台詞が一言だけでした。(笑)
- 長森
- ロミオの父キャピュレット役をしました。長森雅人です。
- 約8年ぶりの四国です。前回「ドライビング・ミス・デイジー」で来ました。
- *ダブルキャストでしたので、鳴門公演は民藝の役者さんでした。
- 西山
- リチャード三世以来です。乳母役をしました西山知佐です。
- 司会
- 感想や質問をお願いします。
- 会員
- アドリブはありますか?
- 長森
- ありません(笑)
- 会員
- 演出が素晴らしかったですね。
- 進藤
- シェイクスピアの作品は肉体と言葉で伝えます。シンプルな装置で情景をお客さんの想像に託すことが大切なのです。
- 会員
- 台詞が日本人に合った口調で分かりやすかったです。
- 若さが溢れていました。若者の好きだという思いがいっぱいの演技でした。
- 感情が入っていましたが、言葉が早口のところもあったように思えました。
- 会員
- 台詞はどうやって覚えるのでしょうか?
- 進藤
- 役者によって覚え方はそれぞれだと思います。
- 私は相手の声(セリフ)とセットで覚えます。
- 長森
- ひたすら努力!!です(笑)
- 西山
- 繰り返して覚える。
- 仲代は紙に筆ペンで書いたものを貼って覚えていると言われていますが…。
- 会員
- 今回のロミオとジュリエットで役を与えられた時の気持ちはどうでしたか?
- 西山
- 仲代より話がありました。
- 自分ができるのだろうか? と…
- でも、仲代が「やってみたことがないから、わかないだろう?じゃあ、やってみたら?」と言ってくれたのでやる気になりました
- 進藤
- 「1日待ってください」と言いました。
- それは、嫌だというのではなく、自分の中で16歳のロミオを演じられるのか不安でした。
- 20歳もサバ読めるか…(笑)
- 長森
- 最初はショックでした。冗談…(笑)
- 今まで若い役ばかりだったので、ついに来たか親父(おやじ)役!だと思いました。
- 会員
- 皆さんにとって仲代さんの存在とはどういうものですか?
- 西山
- 温かくて思いやりのある方です。
- とても素敵な方です。
- 進藤
- 世界で一番緊張する人です。
- でも、舞台の上では緊張はしません。
- 長森
- 師匠でもあり、大先輩である、本当にすごい俳優です。大俳優なので本当は計算してここでは、こうというふうにできると思うのですが、いつも舞台では毎回熱くなっているのが伝わってきます。
- 会員
- 鳴門駅でお出迎えの時、仲代さんはすごく若々しかったです。
- 会員
- もしもの時に代役はいますか?
- 進藤
- 基本的に代役はありません。
- 長森
- いつでも…(会場 笑)
- 会員
- 仲代さんのファンです。
- なぜ役者の道を選んだのか?無名塾に入ったのか教えてください。
- 西山
- 小さい時から自分は芝居をすると言っていました。
仲代のファンだったので無名塾に入りました。私が受ける前の年まで5年間募集がなかったので、私はすごく運がよかったです。
- 進藤
- 高校が演劇科だったので、進路相談で無名塾を受けました。養成期間3年後に役者の仕事をしたのですが、何もできなかったので自分が悔しかったです。
- 800名中4名合格。難関突破しました!
- 長森
- 大学で勧誘されました。
- 1200名中6名合格の難関突破したが、そのことよりもプロの中で争う方が大変です。
- 会員
- 能登演劇堂での公演を2回見たが素晴らしかったです。次の作品の計画は何ですか?
- 進藤
- いつもスタートが石川県能登半島の中島町にある演劇堂から始まります。
- もともと劇場づくりに関係があって、そこからというふうになっています。
- 皆さんが、能登に住んでいるのですか? とよくおっしゃいますが、住んでいません。東京で暮らしています。
- 山本(制作)
- 2015年11月ごろ(15日程度)に「俺たちは天使じゃない」の予定です。能登演劇堂で始めますが、団員や仲代も能登には住んでいません。年間で一つの作品を演じます。大体半年ぐらいの公演です。
- 運営サークルの方からFAXまでいただいて大変嬉しく思っていますが、仲代は今日はこの場に来られませんので、皆さんによろしくとのことです。お詫びといってはなんですが、「写真集」と「色紙」各1名ずつ差し上げてとのことです。
約90名の方がロビー交流会に参加しました。
その中で抽選会を行い「写真集」と「色紙」がプレゼントされました。
E-mailでのお問い合わせは 鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。