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「片づけたい女たち」ロビー交流会
2014年3月27日(木)20:30〜21:00
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バツミ役 |
ツンコ役 |
おチョビ役 |
田岡美也子さん |
岡本 麗さん |
松金よね子さん |
- 司会
- お疲れのところ申し訳ございません。それぞれ自己紹介をお願いいたします。
- 松金
- 皆さん、はじめまして。おチョビを演じました松金よね子です。前例会クリアおめでとうございます。
- 岡本
- こんにちは。ツンコ役の岡本麗です。
- 田岡
- バツミを演じました田岡美也子です。鳴門には2000年に『パパのデモクラシー』で来たことがあります。十余年ぶりです。前に来た時は時間があったのでお遍路に行ったり泳ぎに行ったりした思い出があります。
- 司会
- 会場から質問をお願いします。
- 会員
- 芝居の稽古の期間はどれくらいですか?
- 松金
- 大体1ヶ月くらいです。2004年の初演の時は、稽古の中心はセリフより片付けの段取りでした。片付ける手順を間違えると大変なことになりますから。
- 岡本
- あ! 今日は(投げた)鍵が舞台から落ちたかも。失くしたら大変。
- 会員
- 舞台の上にありましたよ。
- 岡本
- よかった。今日はコントロールが悪くてすみません。いつもは段ボールに入るんですけど。
- 会員
- 今日のお芝居面白かったです。皆さんが出演されているTVドラマもよく見ています。岡本さん、上手ですねえと。そのBS放送の「はぐれ刑事純情派」という番組で安浦刑事役の藤田まことさんって実際にはどんな方ですか?自分の親父に似ているもので…。
- 岡本
- 藤田まことさんは少年のようなところもあるし、遊び人的なところもあるし、多面性がある素敵な方です。
- 会員
- 「る・ばる」の意味と劇団を始めたきっかけは何ですか?
- 田岡
- 「る・ばる」はフランス語でバレエ、ダンスホールといった意味です。
註(パリのダンス・ホールを舞台にした映画「ル・バル」から来ているとインタビューで伺いました。)
- 以前は他所の劇団に出演させていただいていました。
- 「劇団東京乾電池」とかね。
- 即興の劇をしていたのですが、男性陣がすごかったので、女優は大変でした。
- それで、自分たちの土俵でやってみたかったんです。
- 1回だけと思って始めましたけど、28年間も続いてしまいました。
- 会員
- 役柄は地でやっているんですか?逆に今も演技かなと思ったり…。アドリブはありますか?
- 松金
- 今回はアドリブは一言もないです。
- 岡本
- (脚本と演出の)永井さんに「友情関係が元々あるから、その雰囲気が最初からある。そこだけは良かった」と言われました。
- 会員
- 永井さんが特徴を生かして台本を書いているということですね。
- 田岡
- でも私はバツミみたいではないですよ〜(笑)
- 会員
- 滑舌は普段と同じですか?
- 岡本
- 舞台では地方を回っていると会場により反響が違って聞こえづらい所もあるので、できるだけ腹式ではっきりしゃべるようにしています。
- 松金
- でも普段は意識してしゃべってはいないなあ。
- 岡本
- 私も意識してはいないけど、自然に。
- 会員
- 女性の目線の芝居で、大変だなと思うところもありましたが、男性でも重なる部分もありました。ラストが気になりましたが、あのあと、“片付く”のでしょうか。
- 松金
- 片付かないでしょうね。でも、「また集まろうよ」ということで、一歩でも前に進んだんです。それを約束した日。希望を持ってのラストになってます。でも…やっぱり解決はしていないという、現代のいろんな問題を指しているんですよね。
- 岡本
- 人生の、さまざまな片付かないことを意味していて、10年前に書かれたんですが、今に照らしてもなお素晴らしいお芝居だと思います。
- 会員
- 3人の「死ぬまで1(ワン)」は何ですか?
- 松金
- まだ考えてないです。後悔しないで感謝しながら生きて死ぬことかな。
- 岡本
- 何かをやりとげることは難しいです。でもその過程が大事。
- 田岡
- 1つずつ片付けることを大切にしています。諦めないで。
- 岡本
- ついつい増えるよね。
- 松金
- 岡本さんは買い物魔です。この服も四国で買ったんだよねえ(笑)
- 会員
- 鳴門の印象は?
- 田岡
- 病院にいきました。耳鼻咽喉科ですけど。お医者さんがとても親切でした。(高麗耳鼻咽喉科らしい)
- 岡本
- 私は歯医者に行きました。東京では親身なお医者さんはなかなか見つからないです。皆さん幸せだなあと思いました。それから、差し入れのわかめサラダがとっても美味しかったです。ありがとうございました。
- 松金
- 今回私たちは初めて四国に呼んでいただきました。念願が叶って嬉しいです。四国の皆さんはとってもお元気ですね。果物もたくさんいただいてビタミンもバッチリ。これからも頑張って楽しい芝居を作りますから、またぜひ呼んでください。
- 司会
- そろそろ予定の時間になりました。田岡さん、松金さん、岡本さん、今日は舞台でお疲れのところ、たくさんの質問にお答えくださいましてありがとうございました。お陰で楽しい時間を過ごすことができました。
では、これからもお元気で楽しい舞台でご活躍ください。鳴門にもまた、新しい作品で来ていただける事を楽しみにお待ちしております。
- 本当にありがとうございました。
E-mailでのお問い合わせは 鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。