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「女たちのジハード」ロビー交流会
2014年9月26日(金)21:15〜21:40
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松浦正樹と 黒スーツの男役 |
畑 紀子役 |
斉藤康子役 |
浅沼紗織役 |
細田と レストランオーナー役 |
藤 敏也さん |
稲有寿沙さん |
加藤 忍さん |
桐原史佳さん |
進藤 忠さん |
- 司会
- 本日はお疲れのところありがとうございます。では早速ですが、おひとりずつ自己紹介をお願いいたします。
- 進藤
- “団長”です。細田とレストランのオーナーを演じました、進藤です。
- 桐原
- 紗織役の桐原 史佳です。
- 加藤
- 加藤 忍です。今日はこんなに残っていただいて嬉しいです!何でもきいてください!
- 稲
- 紀子役の稲 有寿沙です。私は入団して12年目くらいの中堅ですが…。今日は皆様と出会えて嬉しいです。ありがとうございます。
- 藤
- “怪しい男(黒スーツの男)”藤 敏也です。トマト、作ってます(笑)。
- 司会
- では会場から質問をいただきたいと思います。
- 会員
- とてもいい作品で、また希望が持てるようなエンディングでたいへん楽しかったです。質問ですが、役者の皆様には、幕が開いたとき、客席はどう見えるのでしょうか。また、劇の途中、客席のどんなところをみられていますか?
- 稲
- 私の場合、今日は、幕開きに自分が出たときにいただいた拍手がもう嬉しくて!舞い上がってしまいました。その後その気持ちを抑えることを心がけたくらいでした。芝居に入ると、客席の反応を肌で感じはしますが、みる余裕はありません。諸先輩方に比べるとまだまだなので。今日は集中して演技できました。
- 司会
- 役者の方々でもそんな(舞い上がる)ことがあるのですね。
- 稲
- はい。また、実はこのようなロビー交流会に出させていただくのは初めてで、今もまたドキドキしています。
- 会員
- 今日はありがとうございました。皆さんの息がぴったり合った劇と思いました。とても感激しました。私も音楽関係で舞台に立つことがあるのですが、役者の皆様方は本番で台詞を忘れてしまうようなことはないんでしょうか。もしあるならそういうときにはどうされますか。アドリブとか?
- 進藤
- (忘れること)ありますね。そんなときには、“内容”からズレないような言葉を考えて使うようにします。一種アドリブですかね。まあ、そんなときはドキドキしますよ。
- 司会
- 今日のシャンパンのシーンは?「ハプニングをうまく切り替えましたね」
- 加藤
- あれは鳴門サービスです!アドリブですね。
- 司会
- たいへん元気が出ました!
- 会員
- たいへん楽しかったです。タイトルは「ジハード」でしたが、劇も“ハード”だったと思います。皆様、体力づくり的なことはどうされているのでしょうか。
- 加藤
- “団長”(進藤さん)と史佳さんと一緒に、開演前に30分走っています。鳴門では撫養川沿いをジョギングしました。地方の町は景色がよくて気持ちがいいですね。他のかたがたもそれぞれ何かやってますよ。ヨガとか…。
- 桐原
- 私、実は泳げないんですが、夏はプールで泳ぎを教わったりもしています。旅公演はどうしても太ってしまうので、忍さんと一緒に走るとか(しています)。
- 藤
- 私は、体力づくりということでは特に何もしてないんですが。ここでは撫養川沿いでウクレレを弾いてリラックスしました。
- 司会
- おひとりで?
- 藤
- はい、誰も付き合ってくれる人はいないので(笑)。
- 会員
- 楽しかったです。ありがとうございました。私は市民劇場に入ってから1年足らずなのですが、今回は身近な題材の劇でよかったと思いました。劇中トマトが出てきましたが、あれは本物でしょうか?
- 藤
- 積上げているのは“つくりもの”です。僕たちが口に入れるのはもちろんナマです(笑)。私は今回初参加なのですが、初演のときにはすべて本物を使って、あとでみんなで食べたという話をきいています。あ、積上げている底にあるのはただの“赤いボール”だったりします(笑)。
- 進藤
- ソコまで言うか〜(ダジャレ!と笑)
- 会員
- 今回は役者さんの動きが機敏で、とても気持ちがよかったです。
- 全員
- ありがとうございます。
- 会員
- 加藤 忍さんがブログをされていますよね。昨日そこで「渦の道」のことを書かれていました。鳴門の印象をお伺いしたいです。また、地方に行かれておいしいものを食べられたご経験や楽しいエピソードがあれば教えてください。
- 加藤
- 鳴門は、若い頃スタッフでお邪魔していた頃を入れると6回くらい来ています。“のり日”があることもあって、前回も渦潮を見に行きました。大潮でよかったです。今回は“団長”と一緒に行きました。いつも行きそびれているのは“いのたに(ラーメン)”で、今回もまた逃しちゃった。行きたかったのですが、開演前にラーメンはどうかなあということで諦めました。今回は皆様に“下着姿”もお見せしないといけないですし(笑)。以前「銀幕の向こうに」という三人芝居で四国に来たことがあるのですが、そのとき高知で上演中に地震があり、客席がパニックになりました。舞台上の役者は(お客さんに動揺を与えるから)「動くな」と言われまして、そのようにしたのですが、すごく怖かった。ライトなどが落ちてきたらたいへんですもんね。上演はしばらく中断して20分後に再開しました。そんな思い出もあります。
- 桐原
- 朋友もブログやってますので!今日のことも書きますのでみてくださいね。
- 会員
- 今日のお芝居は私たち女性にとってはととても素敵なものでした。男性はどうだったんだろうということが知りたいですね。内容がすごく分かりやすかったと思います。同じサークルの人も「とても元気が出た!」と言っていて、それを是非お伝えしたく思いました。
- 司会
- 男性の反応ですが。やっぱり最初のシーンでいきなり脱がれたのでびっくりでしたね(笑)。私のサークルの人(男性)は急遽オペラグラスを使用していました(笑)。
- 会員
- 最後までたいへん楽しめました。さわやかで非常に印象に残る芝居となりました。感じたことは5人の女優さんたちがそれぞれの役にぴったりだったということです。キャスティングの妙というのでしょうか。それで、5人の女優さんには、役とご自身についてお話しいただけたらと思います。また男性お2人はどちらも二役をされていましたが、二役をするにあたっての工夫や難しいところなどがありましたら教えてください。
- 進藤
- 同じ芝居で別の役をするにあたっては、お客さんに“違う役”にみえてくるよう、役作りを心がけています。そりゃ、同一人物と分かってしまうのですけどね。それでも別の人に見えるようにと。
- 藤
- 私は器用な人間ではないので…。どの役も、どこか自分が持っているものがあてはまるところがあると考え、そこを大きくするようなつくり方をします。今回の芝居では小宮山さん(小宮山 徹氏)に水吹きかけるシーンがあるのですが、二役で、どちらも同様なところがあって、そこは面白く見せられればいいなと。
- 加藤
- ヒロイン5人が“地”じゃないかというお言葉で…。嬉しいことです!(笑)当然毎回同じような役ではないので、いつも「この役にあるものは自分にもある」と信じて、役との距離を狭めていくというやり方をしています。
- 桐原
- そうですね、でも今回、紀子役の有寿沙ちゃんは全然(役と実際が)違うんですよ!有寿沙ちゃんは実際はすごく仕事ができる人。私なんかはてんでダメなんですけど。
- 加藤
- (プロデューサーを指し)まあ、プロデューサーの腕ということでしょうか。(拍手)
- 司会
- 私などは、二役されていることに後になって気づくというくらい違和感がありませんでした。女優さんたちは流石で、役との間に違和感が全くなかったです。
- 会員
- すべて楽しかったですが、途中で電話が鳴りましたね。あれは舞台上?(会場でのケイタイ電話であったことが説明された)それは、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
- 桐原
- 舞台上では、客席からの“ツッコミ”がきこえてきました。紀子ちゃん(稲さん役)の台詞に「エ〜ッ!」とか。反応が聞こえてくるのは、ありがたいことでした。
- 司会
- つい声が出てしまうこともありますよね。今日は、私はたくさん拍手をしたいところがあったのですが、全体に広がらず(残念)。次回からはしっかり拍手します。客席で携帯電話が鳴ったのは残念なことでした。次回からはもっと気をつけます。
- 会員
- 女性のドラマのラスト、特に今の時代を感じることができました。登場人物が段々変化していく、自分たち女性にはなるほどと考えさせられるところが多かったです。現代社会を映し出すようなたいへんよい芝居だったと思います(大拍手)。
- 司会
- 本日は終演後のお疲れの中、本当にありがとうございました(拍手)。
E-mailでのお問い合わせは 鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。