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出番を待ちながら

鳴門市民劇場感想集

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鳴門例会カーテンコール

知っている人が出ていたので、より見方に力が入って大変よかった。

舞台装置、音楽が特に良かったし、楽しい一時でした。

元女優が集って老後の生活を楽しくユーモアに!!
  しかし、過去の栄雅に満ちた日々が忘れられず、苦悩の日々を送る。人は過去を捨てることも大事だということを学んだ。いい勉強ができました。

観劇日の午前中、最近六十歳以上の優良賃貸住宅へ入居した友人を訪問したばかりでした。事情は変わっていても何か似通っているところもあり、身につまされた感でした。前向きに明るく生活しようとしている友人に救われて帰宅したばかりであっただけに、素直にその延長として受け取りたいと思ったものでした。

女の園のホーム生活と、色々とトラブルができて人生の老いを迎えた団体生活を描いた劇である。どこの世界も同じである。男をめぐって争い、最後はハッピーエンド。楽しくて、よいショーでした。

いつも女優さんの歌の上手なのに感心しています。

全員出席でした。感想も「大変よかった」「良かった」と好評で、出演者それぞれの全力投球の姿が伝わり、楽しく観劇いたしました。

新劇界のベテラン女優の競演は見応えあり、それぞれに見事な足跡を刻んできた功労俳優たち中心の舞台は珍しいが、同じ年代の時を生きる熟年会員にはスポットライトを浴びる華やかな場面こそなかったが、晩年の人生に対しての希望や尊厳ということに考えさせられ、共感させられ、感動させられ味わい深い例会であった。
  女優さんの歌や踊りピアノ演奏(生でなかったと知ってびっくり)も、とても楽しかった。人生のウィングスではあるが、時間はたっぷりやる気はたっぷりで各人それぞれの出番を待つことも大切で意味あることなのだ。

セリフも聞き取りよく、舞台のセットもとても良かったです。これからの高齢社会の一環を見ているようで、自分も近い将来施設でお世話になるのかなあ?と身につまされながら観劇しました。ピアノ演奏もとても良かったです。

正直言って前半は退屈だった。後半はあろうはずもない出番を待ちながら余生を送る元女優たちの心情が伝わってきて舞台に引き込まれた。
  ベテラン女優たちの演技力は皆すばらしく、特にお婆さん役の大方斐紗子さんの演技力には感動した。

どんな人でも老いてゆくが、そのときどう過ごすかが大切だとおしえてくれるお芝居でした。後期高齢者の私には、すごく勇気をもらいました。ピアノ演奏に合わせて歌、踊りととても素晴らしく気持ちを明るくさせてもらいとても感動しました。

舞台を退いた主演級の老後生活というテーマ。今日的な問題を解いていくプロセスが見ものでした。
  大女優ロッタの優美、穏やかさ、ライバル・メイの癒されぬ女心の激しさとの衝突や最後の幕での大転換、歌うわ、踊るわの競演。死を待つ家がまるで春の家です。残りの日々をかけがえのない日々として生きぬくこと、それも自分らしく誇り高く自作自演の毎日を……と。特に今回、演技というものを痛感しました。

舞台装置は明るく良かった。声が聞き取りにくく、はじめは内容がよく理解できなかったが、劇が進むにつれホームで生活する女性達の思いを感じ取ることができた。素晴らしいピアノ演奏と歌声がステージを盛り上げたように思う。人それぞれの老後があり、考えさせられますね。

今回特にこれといったテーマはないようであったが、いわゆる養老院での日常が表現できているようであり、それなりに面白かった。後半では、歌や踊りが沢山出てきたし。
  徳島の鳴門例会から十四年、独立して十年になる。会員数は今波の谷底にあるのだろう。早く八百五十名くらいになるよう頑張ろう。

各俳優のそれぞれの持ち味が表現されて、感銘を受けました。特にピアノ演奏された方のピアノも演技も素晴らしかった。
  パンフレットの出演者の名前と役割がよく把握できなかった。(二人の主演以外)もう少し説明が欲しかった。主演俳優の簡単な履歴等があればベターでした。

声が聞き取りにくく(C列でしたが……)内容がよくわかりませんでした。
  『子ども笑うな来た道じゃ……    
   年寄り笑うな行く道じゃ……』
    と言う言葉を思い出しました。
  後半は、ピアノと歌がありよかったです。

退職をして少しひまができたので、市民劇場に入会を勧められ、この会で六回程、観劇しましたが、時々私の知っている女優さん達が出演されているのが身近に見られて、次の会を楽しみにしています。この会の「出番を待ちながら」を見て、このように一生毎日楽しく過ごしたいなあと感じました。次回もよろしくお願いします。 

鳴門例会カーテンコール

皆さんが主役。それぞれの個性がピッタリだったので、そのまんまかなと思ったくらいです。一緒に住まない選択をしたところは少しダブりました。

女優という同じ職業を持った人同士が一つ屋根の下で暮らすという設定……お互いをライバル視(誤解)していた時代があったかもしれないけれど、時間の経過によって分かり合える、許し合える、労り合える……人ってやっぱりいいなって思える作品でした。大方斐沙子さんの演技とピアノ、唄には魅せられました。

セリフがよく聞こえなかった。

ピアノは生演奏と思っていました。それが何と演技だったとは!

“出番”って、人生の“出番”って何でしょう?
  今回は、女優さん達の“晩秋”を描いていましたが、誰でも、人生の旬の中でも“出番”を待って生きているのではないかな。一生、いつかは……と思ってみんな生きていて、その思いがどんなときも自分を高めたり、幸せにしてくれたりする力になればいいなとそんなことを、劇を観終わって少し時間が経って思いました

ロッタ役の川口さんはすごく綺麗で、華がありましたね。ぱあっと光がさしたような。流石です。他の方たちも、それぞれ個性的で面白かったです。

「出番を待ちながら」は、たくさんの人が出てきて、なかなか舞台が華やかだと思いました。(その分、間延び感が否めないですが……。)とは言っても、劇に吸い込まれて面白かったです。

前半より、後半の方が良かったです。活躍した女優たちが引退後暮らす老人ホームが描かれていて、深刻な場面もあったけれど、唄や踊りありで素晴らしい老人ホームでした。

老後は気のあった仲間と入れる老人ホームがあったら入りたいな。死ぬときはディアドリーのようにぽっくり死にたいな。

老いをテーマのこの一年余り!!市民劇場の永遠の追求は次回例会にも続きます。ああ、涙する若者たちの恋物語!その生きる情熱とエネルギー!そんな作品の出番を待ちながら         夢の途中の老人より

誰が主役だったのかと思うほど、すべての役者さんが光っていました。心に残ったセリフ「この人生で取り返しのつかない行動もあるんだ。」と言ったロッタの言葉。華やかな生活の裏にはこんな悲しいこともあったのだろうとそのころの涙のシーンを想像しました。テラス作りの成功から見えたもの、幸せはやっぱり物ではなく、温かい心ですね。素敵に年を取りたいと思ったお芝居でした。

全員が主役で、一人一人の演技が光っていた。自分の将来も考え合わせ、共感できるところが多かった。大方さんの演技には、経験深い女優の輝きがあり、見ている人の心を強く引き付けた。

待ち望んでいた最初の市民劇場でした。そこここでお話しているような錯覚さえ覚えさせられるような前の席で見せていただき、とても感激いたしました。内容も身につまされることが多く自分の行く末は?と考えさせられたりとても勉強になりました。あんな楽しい死に方ができたらなんと素敵なんでしょう!と思ったり……
  前の方にたくさん空席があり、もったいないなーと思いながら帰路に着きました。年を取ってもあんな風にいつまでも矍鑠としていられればなあーと思わず笑いが出ました。私達も何か出番を待ちながら!

当番に当たってしまい、参加しました。はじめは、暗い芝居だと思いましたが、後半は歌あり踊りあり楽しくなりました。後片付けをして、ルンルンと帰りました。

「出番を待ちながら」かつては栄光を極めた女優たちの生き方を、ベテランの女優たちが個性豊かに演じ、慈善ホームの実生活の様子が伝わってきました。
  高齢化社会を迎えた昨今、わたしたちの老人問題もきわめて厳しい時代です。寝たきりの人・認知症が始まっている人・人いろいろの性格の違いがあり、仲良く・楽しく生活を共にすることの難しさを知らされた舞台です。でも、《人生捨てたものではない》と励まし合い仲良く第二の人生を歩もうと頑張っている舞台に、私達の前途にも明るい光が見えてくるみたいです。川口敦子さん・新井純さんともにスマートとな容姿で、さすが女優だと感心しました。素晴らしい唄やダンス、楽しくてちょっぴり悲しい好舞台でした。

出迎えに行きました。バスから降りてこられたのは同年配と思えるおばさまたちで、親近感を覚えました。でも、舞台では、それぞれの個性ある女優さんで輝いていました。さすがと感心しました。芝居はこれからの自身の生活に重なるところがあり、興味深く観ました。若い時、共に働いた仲間が一緒に暮らすなんて、グループホームのようでいいなと思いました。見送りにも行きました。一人一人が笑顔でありがとうございましたと言ってバスに乗って行かれました。ああ、来ていただいて良かったナとちょっと感動しました。皆さんも、出迎え、見送りに参加されませんか……。

やがては、私の通る道と思いながら、どんな生き方をすることが幸せと思えるのか、考えさせられました。物語の展開が、ゆっくりだったので、退屈しそうなところもありましたが、奥深いお芝居だったと思います。

「その世代」に近い人は身につまされたと言い、「まだまだ先」の世代の人はそれなりに思いをはせつつ観たようです。
  が、やっぱり男性陣には少し想像の枠を越えていたのかな?男性だって同じと思うんだけど……。

おばあちゃん達(失礼ですけど……)、すごくかわいかったです。特にピアノを弾いていたおばあちゃんがすごく好きでした。突然死してしまったのには本当に驚きました。こんな楽しいシルバーライフが送れるのなら、老後も怖くないなと思いました。そのためにも今を頑張って、誇りの持てる人生にしたいと思いました。

有名な女優さん達の引退後の集い場で、信念のままに自己主張し合い対立もし合い私達同年代の修羅場のようで、愚痴っぽく聞こえて、暗い気分になっていました。
  終盤、華奢な女優さんの張りのある美しい歌声、ピアノ演奏とリズミカルな動きに感動し観劇の喜びに浸りました。階段の舞台もよかった。近々日本の至れり尽くせりの施設や家族愛について考えさせられました。

人生の終盤はどの国でも同じなんですネ。舞台の中での出来事だと思いつつ自分の立場と重ねている自分に苦笑してしまいました。でも、歌や踊りが重い空気を和らげてくれて、その中に、ディアドリー・オマレイ役の加藤土代子さんの演技には、簡単の極みで拍手を惜しみなく捧げました。素晴らしかったです。

例会ニュースを頂いても、丁寧に読まずに観劇するせいか、毎回登場人物やその間柄を理解するのに手間取っています。今回はベテラン揃いで、会話もよく聞こえ、いつの間にかやがて訪れる我が身に置きかえお芝居の中にどっぷり浸っていました。ふと現実に戻って、私も平和な老後が送れたら最高なのですが……と、考えさせられる良いお芝居でした。

主役がだれかわからない位、それぞれが個性的で、演技力があった。中でも、大方さんの可愛いしぐさが良かった。歌あり踊りありで楽しかった。メイドさんの呆け役も笑いを誘った。

年寄りにとって、身につまされる話でした。

登場人物が多くて、しかも、最初は声が聞き取りにくかったので、内容がわかりずらかった。しかし、段々と引き込まれていって、歌もステキで元気の出るいいお芝居でした。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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