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音楽劇 「母さん」

鳴門市民劇場感想集

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鳴門例会カーテンコール

息子と二人での観劇でした。帰りに感想を語り合って、二人で余韻にひたっていました。息子は帰宅後、すぐに本棚よりサトウハチロー氏の詩集を取り出して観ていました。
  家にある事も知らなかったであろう詩集も彼にとってより近いものとなったことでしょう。ありがとうございました。次回も楽しみにしております。

サトウハチローの詩は、少しは知っていたけれど、私生活では、甘えん坊の不良って感じですが、そこから、あの素晴らしい詩が生まれたのですね。今、孫は、「ヒヨコがねお庭でピョコピョコかくれんぼ……」と、歌っていますが、可愛い詩です。また、山彦の会の皆様の素敵な声に魅了されました。

サトウハチロー、感性豊かで、激しい感覚の中で、やさしさや思いやりが、自然に彼の心の中で生まれてくる。なんとも普通の人の心の中には見いだせない。ユニークな感情と、今にもくずれていくような感情の中で、素晴らしい詩が描かれていく様を目の前で観られたことは感動しかない。

母を思う気持ちがひしひしと伝わり、涙があふれました。生演奏で、出演者の声量のある歌声で、ハチローさんの歌がたくさん聴けてとてもよかった。心に残る音楽劇でした。

どの歌もとってもよかった。

サトウハチローという人の詩からは、全く想像もつかないような家族に対する心の葛藤を知り、驚きました。
  今までは何となくきいていた歌が、今日は詩の一言一言が心にしみ、胸が熱くなりました。詩も音楽も歌もコーラスも心地よかったです。

懐かしい歌を共に会場で歌ってしまいました。

生演奏と素晴らしい歌声がとてもよかったです。
  私たちが、口ずさんでいる歌の中にたくさんサトウハチローさんの作詞があるのにも驚きました。

新会員二人は、楽しく見せていただき喜んでいました。ただ、前の席は腰掛けがよく滑るので、気になったそうです。今度は車の座布団を持って行ってお尻の下に敷こうかなと言っていました。

「リンゴの唄」は昔から大好きでした。サトウハチローの詩だったんですね。「小さい秋みつけた」も優しい詩ですね。 ハチローのお母さんは、次々と子どもが亡くなり夫とも離婚、ハチローとも離れて寂しくつらかったと思います。

音楽会のようで、歌声がとても素晴らしかった。あらすじが前後するので、わかりにくかったという会員さんの声がちらほら。楽しい例会でした。

どんな逆境になっても、我が子を愛し続ける母親と、その母親をこよなく愛しながらも、言葉や行動で表現することが出来ないハチローが、その思いをたくさんの歌に託した経緯がよくわかり、ハチローの優しい歌と粗暴な行動がやっと結びついた思いがした。歌と生演奏が素晴らしかった。

皆さん、とても歌がうまくて、声も素敵で、本当に楽しませてもらいました。マイクを使っていたためか、声もよく聞こえました。最後の花畑のシーンがとても鮮やかで印象深かったです。

期待が大きすぎて……。サトウハチローのことを読んだり、詩集「お母さん」を見たりして、観劇させてもらったのですが、少し残念に思いました。

サトウハチローの複雑な性格、生きざまがよくわかった。本当に世間には様々な人がいるんですね。

代表者の人が都合で観ることが出来なかったので、代理に感想を書いています。
  「母さん」を観て久しぶりにウルウルときました!親の関係で子どもの人生が変わるのは昔も今も変わりないと思います。劇を観て、今の若い人に人生を振り返る時間が欲しいですね!

ハチローの、母に対する想いが切ないほど伝わってきた。面と向かっては言えない想いを詩という形で表現しているのだとも思った。

山彦の会の皆様、素晴らしい音楽劇「母さん」の感動の舞台をありがとうございました。ピアノとバイオリンの生演奏二時間三十分の心に残る歌のハーモニーを楽しみました。特に母親役の伊東恵里さんの透明感のある歌声、心に響いています。

サトウハチローとその家族(母さん)のことを回想シーンで表現していましたが、その内容は少し物足りなく感じました。

大変よかったです。歌も、ピアノやバイオリンも素晴らしかった。歌声もとてもきれいでした。シンプルなセットなのに場面場面がよくわかった。
  たっぷりした体格のサトウハチローさんと、小さな小さなお母さん。イメージ通りの配役で、佐藤家におじゃましているようでした。
  昼間の観劇も又、よかった。川辺を散歩して帰りました。

鳴門例会カーテンコール

後ろの席であったので、役者さんの表情まではわかりませんでしたが、全体的な動きや位置関係はかえってよくわかりました。席によって楽しみ方も変えたいと思います。母さんへの感謝の気持ちなどを素直に言えない人の心の複雑さ、もどかしさがよく伝わってきました。
  所々にちりばめられた歌も効果的でした。

鳴門市民劇場創立十周年記念にふさわしく素晴らしい音楽劇を楽しませていただきました。
  一口に十周年とはいえ、この間お世話を頂いております事務局の方々や幹事の皆様方の並々ならぬご苦労に対し、改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。

よかった。でも、最後の花いっぱいのシーンはやり過ぎ。違和感があった。

今回私は郷土文化会館で観劇したのですが、会場が狭い上にマイクを使用していたので、女性の何名かはすごく耳障りに聞こえました。
  母親役の伊東さん、福士役の佐山さんはとても素晴らしくて、できればマイクなしで生で歌ってほしかったです。
  鳴門で観た人たちはとてもよかったとのことでした。なにはともあれ、多くの曲が聞けて幸せなひと時でした。

鳴門市民劇場独立十周年、この記念する例会に運営サークル、代表者会等に参加することが出来(今回三名新メンバーを迎える)榊様と「小さい秋みつけた」「かわいいかくれんぼ」「リンゴの唄」「長崎の鐘」等を歌ったり、サトウハチローの生い立ち、詩の持つ意味、はぜの葉、入日色とは?さらにどんな思いでどんな姿勢でこの詩が書かれたか?詳しく教えていただき「母さん」をさらに興味深く楽しく観劇することが出来ました。最後ハチローとお母さんが菜の花が咲き乱れる中で、向き合っている場面は一段と明るく最高に美しかった。
  十周年記念パーティーに参加させていただき「ビデオ・写真で見る市民劇場の歩み」で、写真に合わせて役員の方のセリフは「役者さんがここにもいるね!」と、とてもユニークで楽しませていただきました。お疲れ様でした。

音楽で綴るサトウ・ハチローの生涯という意味では、おもしろい。もう少しテンポを遅くしてもらった方がわかりやすいと感じました。

生演奏にのせて出演者の歌声の素晴らしさに舞台にすいよせられ、時間のたつのも忘れ、感動しました。

いつも思うのですが、来て、観てよかったと思う。
  この劇を見て、サトウハチローさんのやさしい、やさしい言葉が生まれてくる源が、ほんの少しわかったように思う。
  母親役の伊東恵里さんのやさしい声、歌に聞きほれていました。

ピアノとヴァイオリン生演奏、サトウハチローの詩と、劇中で歌われる、耳馴染んだたくさんの名曲による音楽劇「母さん」であった。一世紀の歴史が思い出されて感動した。今回は前列で見ごたえがあり思い出に残った。

歌や演技を通して、「母さん」という題名の深さを感じました。わたしももっとお母さんに感謝して、これから生きていきたいと思います。

美しい歌声に魅せられての幕開けでした。わたしたちの子どものころより最も身近に親しんできたなつかしい母への想い出の歌の数々。それぞれの俳優さん達の個性ある美声にうっとりと聴きほれた大変楽しいひと時でした。
  心にしみる歌声に家族の絆を思いました。親の責任の重大さ、愛することの大切さを感じた時間でした。

名前はよく知っているサトウハチロー。詩も歌も知っている。母を追い求めて……母への思いを特別強く感じる。歌あり、笑いありで、楽しい舞台でした。

母を思い慕いながらも心とは反対の態度をとってしまうハチロー。でも、かれの詩の中には、彼の心が全部入っています。劇中に歌われた歌も、だれもが知っているものばかりで、わたしもつい口ずさんでしまいました。ピアノも素晴らしかったです。

すばらしい歌声でした。伊東恵里さんの歌声は特にすばらしかったです。ピアノ、バイオリンの生演奏も楽しむことができました。

写真で見る限り、荒々しく、繊細な詩を作る方には思いませんが、母をこよなく愛し、想いを歌った作風にはおどろきと違和感を覚えます。
  舞台からあふれるメロディーは遠い昔に帰っていくようで、甘くなつかしく、そして、ほろ苦く、なき母をいとおしく思い、歌い手と一緒に、口ずさむ自分に「胸キュン」を感じて良かったです。

お母さん、娘さん役の伊東さんの歌はとても良かったのですが、ストーリーの構成やテンポ、場面の切りかえが一本調子でちょっと眠くなる箇所がありました。

前例会に続き、またもや「母親と息子」の、のっぴきならぬ関係を見せつけられた作品で、正直「世のオトコよ、しっかりせよ!」と、ちょっと言いたくなる気持ちになりましたが、こんなものなんですかねぇ〜
  特に芸術家と呼ばれる人たちは、世の中に、多大な感動や喜びを与えてくれる一方で、私生活や心の中ではバランスのとりきれない嵐が吹いているんだ……と凡人にはわからない世界を垣間見た気もしました。
  最後の「ちいさい母のうた」は、時間がたつほどに、頭の中によみがえってくる歌でした。

親の身勝手で、子どもは心に深い傷を負い、心が閉ざされ、成長過程でゆがんだ人格が形成されてしまう。本当に可愛そうなことですね。愛された実感のないまま大人になり、親となっても子どもの愛し方がわからないから子どもの扱い方が下手で、子どもと遊べず、溺愛や過保護、放任、無関心、逃避など誤った子育てになり、親と同じ哀しい道を行く話もよく聞きますね。
  NHKの朝ドラを見ながら、子どもの成長する数年間全ての大人は愛情を持って真剣に子どもたちに向き合わねばいけないと思いました。簡単ではないけれど、願いをこめて……!
  素晴らしい歌唱力で、サトウハチローの詩を歌ってくれて、共に口ずさみ酔いしれた一日でした。

歌で幕開けし、観客を飽きさせない感動的音楽劇でした。これからは、母への感謝を素直に言えるような気がします。

後のパーティーも最高でした。ありがとうございました。

独立十周年記念例会にサークル全員が観劇できてよかった。五月例会は運営当番であり、新会員をお誘いしたので六名はA席で、かぶりつきでサトウハチローの数々の歌を生演奏と共にじっくりと聞くことが出来た。後のサークル会員はFランクであったが、よく聞こえたとのことであった。
  いつの時代も、父と子、母と子は、その絆は簡単には、深く結ばれない。心にしみとおるやさしい作詞の数々の背景にはこんなことがあったのかと思いつつ観劇した。
  役者は一人何役もこなしつつ、歌も大変上手、特に伊東恵里さんには感服!
  最後の舞台挨拶や、十周年記念パーティーにも山彦の会の皆さんも出席していただき、パーティーの盛り上がりも上々。十五周年、二十周年と、決意を新たに出来る例会であった。  

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

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