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「フレディ」

テアトル・エコー公演

鳴門市民劇場2012年1月26日例会 感想集

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鳴門例会カーテンコール

にぎやかな舞台であった。サーカスが本当に好きな者同士の集まり、舞台裏の慌しい雰囲気もよく出ていた。そんな中で金持ちパトロン婆さんの殺人事件。遺産相続とサーカス人気の沸騰、殺人罪か正当防衛か?検察、裁判、陪審員、アメリカからパリまで出てくる孫役証人、いろんな配役が揃って話が進んで行く。
  庶民感覚の喜怒哀楽、人の欲にもからんだダイナミックな筋書き、自分達の生き方や役割を曲げない頑固さや、それでいてピンチの中でも出てくるユーモアと周りの配役達のおおらかさ。
  社会背景と事件への反応が、とても日本ではこんな話にはならないような、しっかり彩色の絵本を見ているような…。子供達にも「これ、面白いぞ!」と云って渡してやりたいような舞台であった。
  会場に入った時から、サーカス姿の若い役者さん達の出迎えを受け、久しぶりの大勢の舞台に楽しく、おおいに元気一パイを貰いました。

次に期待と言っていた2回目の母がすぐ前のめりに見だして、休憩になると疲れるからゆっくり見ると言っていましたが、すぐ前のめりで見ていました。
  私もケセラセラな雰囲気をサーカスの演技を交えて織り成した作品を充分堪能させていただきました。

すごく練習されただろうサーカス芸、意外な犯人、楽しいセリフでしたが、ちょっと長い。

少々長いと思いました。前半はいまいちで、後半の犯人探しのあたりから引き込まれ、気が付けば体を固くして観入っていました。
  サーカス団員の方々の本物以上の曲芸に感動しました。

開館と同時に劇団の方がサーカスの団員の姿で出迎えって下さって、とっても感激。本当に玉乗りも一輪車も何でも出来るんですね。練習の賜ですね。フルートもとっても良かったです。

ロビーに入った瞬間に一面サーカス会場のようで楽しい気分になりました。荷物を落とした時に劇団員の方がすぐに近くに来て、拾って下さいました。思わぬコミュニケーションがとれて嬉しかったし、舞台がさらに楽しくなりました。
  サーカスのシーンでは本当に練習されたのでしょうね。見ごたえがありました。

終演後のあとかたづけの人の多さに驚きました。いつもこれだけの活気があれば楽しい会になると思います。
  開演前のロビーでの劇団員による出迎えもよかったです。

今まで色々と見てきましたが今回の「フレディ」は大勢の人が出たり入ったりして、まるでサーカスを見に来たかのようで楽しかったです。ロビーまで出てきてサービスもよかったと思いました。次回も楽しみにしています。

ロビーでの出迎えに感激。近親感を覚えました。
  ストーリーもさることながらサーカスすてきでした。練習大変だったでしょうね。

後から考えさせられる劇でした。
  開演前のキャストによるサーカス技はイントロとして大変楽しませていただきました。

会場に入った時からサーカスに来た感じだった。

サーカス団員としての演技はよく練習されたのでしょう。ちょっとしたサーカスを見ているようでたのしく、すばらしかった。
  ストーリーとしては結末は如何にと思いながら…ハラハラ、ドキドキさせられる場面あり、とにかく笑える、たのしいお芝居でした。

実に面白く、又、ハラハラドキドキ楽しいお芝居を観せていただきました。2時間45分があっという間に過ぎていった感じです。
  俳優さんのサーカスの演技は素晴らしいですね。

一幕目は少し退屈したが、サスペンス風に展開する二幕目は人間の狡さや可笑しさ、人情味など様々な人間像が描かれ楽しませてくれた。
  よく訓練された曲芸には拍手。

サーカスシーンは圧巻でした。
  劇中はもちろんのこと、出迎えもよかったです。
  ストーリーも二転三転して、おもしろかったです。そしてラストは前向きの展開で終わり、安ど感とともに席をたつことができました。

私たちの小さい時代には、いろいろなサーカス団がありよく見に行ったものです。ライオン、寅、象などの檻を構え、道化師の団員たちが呼び込みをしていました。大きなテントの中では、綱渡り、トンボ返り、火の輪くぐりをハラハラ・ドキドキ、息をつめて見たのを思い出します。
  時代の変遷とともに経営不振となった「フレディ一座」を立ち直すため金策に奔走する座長フレディが殺人事件に巻き込まれ犯人にされてしまう。それを利用して息子のニコラとフレディ一座は、二転三転の末ストーリーはだんだん佳境に入り、幕切れは成功の道となります。お客さんの大拍手がきこえました。『人生は、常にタイトロープ』
  開場と同時にサーカス団員にふんした劇団員のパフォーマンスでロビーは盛り上がりました。一輪車乗り・ジャグリングの掛け合い。フラフープ・演奏など熟練された演技に拍手喝采。
  お隣さんと推理して舞台に引き込まれ脳トレを楽しみました。
  会員募集のチラシを戸別に入れていき、声をかけましたが今回は力およばず不発となりました。まだまだ市民劇場は続きます。お誘いの運動は頑張ります。

鳴門例会カーテンコール

一輪車 、玉乗り他素晴らしい演技に感激しました。
  劇の内容がよく分かり、楽しかった。又、カーテンコールの人数の多かったのにもびっくり! 大勢の力の結集を感じました。

それにしても、すごい舞台であった。観劇意欲をそそる作品紹介で期待に胸をふくらませながら当日に臨んだが……
  言葉は悪いが「そこまでやるか?そこまでやってくれるのか?」と思わせる場面が随所に盛り込まれ最後まで目を離すことができなかった。
  ストーリーの展開も見応えがあった。犯人は誰? あれやこれやと推理しながら二転三転……どんどんとストーリーは進んで行く、が、思いもよらぬ結末に唖然とする。一つの事件を発端にそれを取り巻く様々な人々の織り成す人間模様、コメディタッチの作品だが色々と考えさせられた。
  一座を守るため心の葛藤と闘いながら、あえて利用するフレディ、仲間や肉親を守ろうとする者、私利私欲のために利用する者…人の心の奥にひそむ欲望や闇、打ち消すことのできない弱い心…を垣間見ることができた。又、色々なかたちの絆を感じ取ることができた。
  今例会は今までと異なった視点で観ることができた。座席が最前席ということで、役者さんを舞台の下から見上げるといった状況のもと、さらには全体の動きを画面のように捉えることができる状況ではなかった。ところがなんと演じている役者さんの一部始終が手に取ってわかるという幸運に恵まれた、目の動き、顔の皺まで…額の汗、全てのことがズームアップされて目の中に瞬時に飛び込んでくるではないか。
  サーカスの演技では背丈の何倍もあるような一輪車の曲芸、組立体操の息の合った演技、倒立や前、後転、全て真剣勝負そのもの演じる者、観る者にも究極の緊張感が走る。まるで心臓の鼓動が伝わってきそうな距離感、役者さんと同様達成感を共有することができ、思わず心の中でガッツポーズ。
  舞台とは本当に不思議な生物である。ある時はあの広い舞台を所狭しと演じる役者さん、又ある時は(今回のように)あの狭い舞台で多くの役者さんが右往左往しながら、あの素晴らしいサーカスの技を思う存分に披露してくれる。
  毎回素晴しい作品に感動する私であるが今回もまた例外ではない。ストーリープラス、サーカスの技、色々なものに挑戦し観客を満足させてくれたオールキャストの方々に感謝の気持ちでいっぱいである。そして色々とお世話下さった方々に心をこめて有難うございました!!

一年のスタートを切る作品として十分楽しめて良かったです。
  「俳優さんって何でも出来ないといけないんだなあ。」プロ顔負けのサーカス芸では何度も拍手で応援しました。

にぎやかな楽隊のお迎えにびっくり、意表をつかれ、これは楽しくなりそうな予感がしました。
  結果は久しぶりのウキウキドキドキでした。

サーカスの雰囲気をそのまま舞台に持ち込んだ様な公演でした。その中の犯人探しで我々の頭の中ではこの人か? この人か? と推理しながらの165分でした。真犯人がわかるとああ、あの人や!と納得できるストーリーでした。
  サーカスの演技では素人とは思えぬ演技でプロ並みでした。団員の皆さまのプロ意識には感動です。
  大変楽しく頭を使いながら見せて頂きました。ありがとうございました。

私は「おとこの友情」モノに弱く、今回も一番印象に残ったのはラストに近い場面、苦労をともにしたフレディとパパ・ジゴがほんとにつまらないこともまじえながら、冗談を飛ばし合いながら、昔話をするシーン。共通の夢、共通の目標を持った人と人とが時間をかけて築いた絆はかけがえのないものだと、温かい共感と感動を覚えました。テアトル・エコーの芝居はいつも、笑いの中に小さく色々なメッセージが含まれているところが好きです。
  まったく別のところで…時代の波にのまれ、流行らなくなるサーカス…経営難に苦しむサーカス一座の話は市民劇場の今を考えると「他人ごと」とは思えなかったのですが、ハッピーエンドで妙にホッとしました。

劇中にあんなサーカスアトラクションが盛り込まれているなんてフレディはとてもアクティブなお芝居だと思いました。しかも、劇団の方々はフレディだけでなく他の演目もされているわけですから大変ですね、でもお芝居のために訓練されたのでしょうからすごいなあと思いました。
  とても楽しませてもらいました。

サーカスの要素が含まれてて、楽しくみさせていただきました。

文句なしに面白かったと思います。
  個人的に、ニコラがサーカスを継ぐのが嫌で、一旦は別の道を志すも、最後の最後には親父の元に帰ってくるという終わり方がベタですが良かったです。

内容はもちろん、地元のネタとかを盛り込む等、観客に近いところで劇をされていたのが印象的でした。
  本当に心から笑わせていただきました。

めちゃくちゃおもしろかった!!

この作品を見て面白いと感じた部分は、登場人物がみんな自分の欲(売名欲や、出世欲、金銭欲あるいは恋愛感情)に正直に動き、ときに汚い手を使って行動しながらも、それぞれ自分の幸せを見据えて生きているところです。
  コメディタッチで描かれた人物描写からは登場人物の裏と表が両方見え隠れし、それぞれのダメなところも含めて愛すべきキャラクターたちの物語にひきこまれました。
  物語の方は、二転三転するサスペンスももちろんですが、最後のフレディとパパ・ジゴの対話シーンが本当に昔を懐かしんで楽しそうで、二人の人生を感じさせる素敵なシーンでした。

この度の観劇はサークル全員8名が初めて並んで観ることが出来とても感激しております。2ヶ月に一度のお芝居ですら何かと用がぶつかり、観劇できない人がいつもおり心を痛めておりました。観ることに意義があるので、この様な幸せ感がいつまでも続いて欲しいものです。

よく笑いました。
  楽しかったです。

「テアトルエコー」さん、久方ぶりで楽しめました。
  サーカス一座のドタバタ喜劇。開演前よりサーカス団員のパフォーマンスで盛り上げてくれ、本番への期待をより高めてくれました。役者さんは本当になにでもござれで「役」をこなし「劇」を深めていくんだなあと感動しました。

オープニングの客席からサーカス団が下りてくる演出がすてきでした。
  話の内容はよくありそうな内容でしたが、演技以外にサーカスのシーンで色々なパフォーマンスを観させてもらい感動しました。
  またいつもの事ながら気持ち良く片付け作業をしている姿に プロを感じました。 コメディタッチで舞台がサーカス団と言うことで華やかさがあり、新会員さんには喜んでもらえたのでは? と思う作品でした。

非常に良かったです。
  途中からインパクトのある音響でサーカス芸が出てきてそれからはずーっと魅入っていました。

ほのぼのとした明るく楽しい肩の凝らない舞台でありました。

鳴門例会カーテンコール
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。

E-mailでのお問い合わせは、         鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
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