■ 初めての人形劇。人形遣いというよりも、歴とした役者さんだと思いました。
新鮮だった。人形の動きが艷やかだった。
10点満点なら8〜8.5点だ。とても好評でした。■ 鳴門市民劇場に初参加でしたが、思っていた以上に素晴らしい公演でした。人形の細やかな動きやよく通る声に感動しました。
お露役の迫力にびっくりしました。とても楽しかったです。ありがとうございました。■ 前から3列目で観る。シンプルな作りだ。しかし、疲れる。勧善懲悪でもなし、どんな思想の元に作られているのか?不条理は、不条理のままに看取したい。とは、ちとぜいたくな要望かな?
■ すばらしかったです。
牡丹燈籠とはこういうストーリーであったのかと思いながら、上下左右へと舞台いっぱいに動く人形にみとれました。どっしりとした存在感のある人形をセリフを伴い、巧みに操る。人形であるからこそできる表現のおもしろさ、滑稽さを存分に楽しませてもらいました。
とても印象に残る劇でした。■ やはり幽霊が飛ぶところなんか人形ならではですね。
今までに聞いていた「お札はがし」の話が牡丹灯籠の一部だったのを知り、また、本当はもっと長い話だということも知りました。■ 9月1日の代表者会で私のところに回ってきたお露さんは“人形”だったけど舞台では艶っぽい役者さんになっていて驚いた。所作も人形と思えないほど細やかだった。
幽霊となったお露たちの足元のはかなさが、とてもリアルで人形ならではの世界だと思った。■ 感情移入して見ているせいでしょうか、人形のつかい手さんの技術でしょうか。その時々で人形の表情が違ってみえ、よく知っているストーリーですが、おもしろかったです。もう少しドロドロしているかなあと思ってましたが、これも人形が演じるせいでしょうか。
徳島は人形浄瑠璃の本場なのにあまり見る機会がありませんが、こんな芝居もいいですね。■ 黒子がしゃべっていることもあり、人形がまるで人間のようだった。船をこいでいるところもリアルだった。
怪談ながら、ストーリーもよく分かり、初めて見る人形劇だったが楽しめた。小さくて見えにくいのではとの心配もあったが前詰めもOKだったこともあり、その心配もふきとんだ。
舞台いっぱいの大きな牡丹灯籠も印象的だった。■ 面白かった。ボクのこれまでの人形劇の概念を少し変えてくれた。脚本、演出、人形、使い手、音楽、舞台装置などこんなに多種の熟達者たちが統一され完成された舞台を見られたことに感動した。
(1)可愛い人形を想像していたが、大きく個性的で迫力ある人形の顔、しかも手足,動作の表情がとても細やかで引込まれた。
(2)台詞の音声がはっきりしていて、観客全員 上演中はシーンと静まり返って聴き入っていた。黒衣裳で使い手の俳優さん達が台詞を自ら言っていたと聞き、改めてそうでなければあんな一体感は出ないだろうと思った。
(3)新三郎の釣り舟の中での夢シーン、父 平左衛門の二人を許さぬ仕置シーン、燈籠を持って空中を動く、お露 お米の幽霊など随所にドキッとする演出効果が発揮され、古典噺しではあるが現代感覚での“情”と“業”の深さが観客に充分伝わってきた。
我々幼い頃、祖母等に聞かされた怪談。大体の筋がわかっていても引き込まれた。さすが150年続いている天才円朝の人情噺、日本人の人情やDNAに触れるのだろうか?男女の情、ままならぬ世、身分、欲と裏切り・・・美しく哀しく、こっけいで愚かで、なおかつ、愛おしい人間の営み・・・例会ニュースのキャッチコピーの表現がピッタリ。現代のグローバル世界や核家族 社会を越えて響くものがあった。■ 円朝さんの声や語りが良い。装置はシンプルでモダン。照明や、うすい大きな布のスケ感が幻想的で良い。
ギターとマンドリンの音が明るくてモダン、人形なのに気持ちが入っている
幽霊の人形が神秘的で美しい。面白かった。■ 例会に人形劇?と年間例会スケジュールをみた時思いました。
けれど観劇後は役者(=人間)が演じる演劇もいいけれど、大人の人形劇もいいものだなあと観劇の眼の世界の広がりに気づかせられました。日本伝統の文楽も好きですけれど“出遣い”という操作者が同時に存在し江戸中期の暮らしの匂いと幻想の世界の美しさ、妖しさの表現が今回プークの人形劇で楽しめました。
馬や三匹のネコの登場も効果的に登場して、その扱い方も実物のように感じられました。
舞台装置の有名な朝倉摂さんの表現を見られてよかったです。
ストーリーは「怪談牡丹灯籠」人間模様の不可思議をあらためてみるおもいでした。
人形は大きくデフォルメした表情が面白かったです。
マリオネットの音楽も効果的でした。■ オーオーの連続でおもしろかった。
■ 幽霊だと分かった途端、手のひらを返したように冷たくされ、御札まで貼られてしまったら、悲しいよなあ、お露ちゃん……。
別れ際は綺麗にしないと、恨まれて当然!と完全にお露に感情移入の独身者でした。
お国さんだけは うまいことやって生き延びていくんですね。
最初、黒子さんの存在感が大きいな、目立つなと思ったけどだんだんだん、全く気にならなくなっていったのが、不思議でした。■ 幻想的な美の世界、人が操っていると思いながらも人形の動作、愛らしさ、表情、こっけいさ、表現力が素晴らしい。顔や仕草から「牡丹燈籠」のマンガ版を見ているようでした。
等身大の人形に力を吹き込み一体になって演じる大変な作業。マンドリンの調べも心地よくしばし夢の世界でした。■ 初めての人形劇なので楽しみにしておりました。期待どおり大変良かったです
人形が本当に台詞を言っていると感じる位、感情のこめられた人形遣いに次第と物語にひきこまれてしまいました。■ ストーリーもさることながら舞台装置、音響効果、人形の遣い方等々すべて、すばらしい!すばらしい!
■ 素晴らしかったです。
人形と人との息の合った表情の豊かさ、しぐさ思わず引き込まれ、ストーリーより人形に見入っていました。■ 他のサークル会員の方には好評でした。人形劇でなければ出来ない演出を見せていただきました・ストーリーはよく知っている所ですが、照明の効果で浮き彫りにされる美しい、幻想的な世界に引きこまれました。効果音のすばらしい音色も心にしみこむ思いでした。
すばらしい舞台をありがとうございました。■ 昔、牡丹燈籠は、映画で見たことはあります。人形劇で見たのは初めてです。なかなか良かったし面白かったです。
人形が大きくてびっくりしました。又、映画と違って迫力がありました。■ 人形の動き、語り、とてもすばらしかった。
季節はずれの演目と思いましたが、今年の夏が長くて良かったな〜。■ 人形でありながら、あれだけの人物表現が出来るんだと感心した。
怪談でありながら、人形だと恐ろしさより愛嬌が感じられるのはいい。
歌舞伎の戸板返しや提灯抜けを思わせる、人形劇ならではの仕掛けは楽しかった。■ 素晴らしかった!シンプルな舞台なのに臨場感があり、音楽(マリオネット)がすごくマッチして何ともいえぬ心地よさを感じた。
それと台詞がよく聞こえたのが何よりうれしい。また、違った舞台を是非見たいと思った。■ 牡丹燈籠の話はあまり知りませんでした。
事前学習会で人形を直に見て触れ当日が待ち遠しく思いました。
台詞を言いながら人形を動かしていると、見ていてわかるのですが、人形が表情豊かに演じている舞台に見えました。とても感動しました。また今回は私語がほとんど聞こえず集中して見ることができ、大いに楽しめた。■ このような人形劇を見たのは初めてです。
円朝の語りはなんとも雰囲気を盛りたててました。
人形を見せてもらった時、目や口が動く仕掛けがないので、文楽人形のような感情表現がうまくできないのでは、と思ってました。ところが舞台を見ると、確かに生き生きして不思議ですね。特に新三郎とお露が密会する場面は、役者さんが演じているようで、なかなか巧みなものでした。■ 演劇…当然すべてそうなのかもしれませんが、今回ほど「芸術だ!」と思ったことはありません。正直、最初は、人形が等身大なだけに、「人が2人いる」ことが目について気になりましたが、段々「役者さん」の方はほとんど気にならなくなり、最後には不思議なことに、文字通り「人形」だけが生きているように大きくみえました。命がふきこまれるってこういうことかと感動に近い驚きがありました。「操る」ことにも専念しながら、「役」になりきって台詞も言う「役者さん」の技術は本当にすごい!でも、一体どんな気持ちで「演じて?」いるのか、普通の役者さんと異なるところをきいてみたい、そんな興味もそそられた作品でした。
■ 怪談牡丹燈籠は暗い・怖いの予想に反し、生き生きとした人形使いと音楽のすばらしさに感動しました。
■ 予想以上に面白い作品でした(初めての人形劇で子供のように興奮しました。孫二人はまだ小さいですが機会があれば観劇させたいと思いました)。
■ すごく良かったです。人形が一体ならず二体…絡み合ったり、素晴らしい演技に驚き感激しました。幻想的幽霊さんが美しく、そしてネコがまた要所で良い味を!本当に面白かったです。
■ 「怪談牡丹燈籠」は物語の内容は、まあよくある怪談話かなと思いますが、今回のような人形劇(人形の大きさ、タイプ、扱い方など)は初めてだったのでそれが一番印象的でした。
■ 観劇後、一番最初に頭に浮かんだ言葉は因果応報です。
長編の劇を2時間に収まる形に編集したということで、主人公(と思われる)の新三郎がなぜ死ななければならなかったのか良くわからなかったです。しかし、伴蔵夫婦がどうなっていくかを見るとやはり幸せな終わり方はあり得ないと思わざるを得ませんでした。ある意味で、貧しいままよりも、一度満たされて落とされ這い上がれないままの方が精神的にはしんどいのかもしれません。日ごろの身の行いを振り返るきっかけになりました。■ 人形劇が初めてということもあり、どんなものだろうという感じでしたが、人形使いの方の声音とともに舞台の人形が指の先まで表情豊かに表現されているのにちょっとびっくりいたしました。最初は気になった黒子の方々も途中からは劇に入っている自分がいて人形しか目に入らなくなっておりました。
筋立ても分かりやすく、牡丹燈籠楽しみました。■ 牡丹燈籠のストーリーはよく知らなかったのですが、人形を操る黒子(役者)さんが気にならないぐらい楽しめました。
■ 人形と人間の一体感との素晴らしい劇でした。
人形をさわってみましたがおもかったです。■ 怪談話は苦手ですが今回は人形が演じているのもあって、話以外に色々楽しめました。
人間ではありえない色彩の人物、顔は一つなのにセリフや動作によって表情が違ってみえたり。人が操っているように思えないほどの細やかな表現に感動しました。■ 感激でした。人形劇というのでどういうものかしらと興味津々。人形ならではの表現、照明の効果、最後のセリフ「猫にこばん」心にひびきました。「人にもこばん」ですものね。
舞台装置も工夫されていて感心いたしました。■ 「怪談牡丹燈籠」は、かって映画やテレビで何度となく出合った。
子供の頃は恐怖のあまり暗くなるとトイレに行けず妹や姉と一緒に行った。狭い空間に入りお互い待ち合って、我先に部屋に飛び込んでいったものだ。“世にも不思議な物語″だとか怪奇現象だとか色々な番組で放映されているが、どうもこういった類のものは必然的に拒絶反応が起こる。だから私はほとんど観ることはない。(因みに私の娘や孫はどういう訳か好んで観ているらしいが?)
ワークショップで人形劇団プークの演出家、井上さんより色々と興味深いご講話をいただき、さらには主役のお露さんの人形やねこの人形に触れる貴重な体験をし、何の変哲もない人形が人の手を借り魂を吹き込まれ、舞台でどのような輝きを放ち、どのように生まれ変わるのか期待は高まり、興味津々であった。
例会はまさに私の予想をはるかに越え、見事に期待を裏切ってくれた。人形と役者さんの一体感がまるで何かにとりつかれたかの様…そんな動きに想像を絶する動きに鳥肌が立った。舞台を見ずして、他の人にはその素晴らしさは説明不可能である。(だから私は生の舞台を大勢の人に見てほしいと思っている)出演者全員の気迫に満ちた演技に圧倒された。たかが猫(馬)、されど猫(馬)…鳴き声や動き、他者が演じている間にも動きは止まらず渾身の演技が続く、役者魂には心底より脱帽である。
表舞台で演じる人、裏方として役者さんをささえる人、全ての力が結集し、私達に感動と喜びをもたらしてくれる。一つのものを完成させるには本当に大勢の人が力を合わせて努力を惜しみない、そんな思いがひしひしと伝わって来る、素晴らしい人形劇だった。
余談だが、幕間にある男性会員が私にかたりかけた。“こういう舞台も良いなあー”この人もまた、予想以上に素晴らしい人形劇に感動したに違いない。
全ての人に感謝、ありがとうございました!!■ 最初、舞台に人形が出てきたとき、高い鼻と大きな目という独特の顔付きが何となく現代的で「怪談牡丹燈籠」と合うのかなと思えたのですが、しだいと引き込まれていき、むしろ普通の顔の人形よりも良かったと思うようになりました。お露・お米が幽霊になって出てくる場面は本当に良かったです。人形だからこそ出せた表現だったと思います。舞台設定もちょっとした変化でその場の雰囲気をうまく出していたと感心しました。
■ 艶っぽい牡丹燈籠でした。
ちょっと、原作者がしゃべりすぎとは思いますが、新たな演劇と出会えたことを感謝します。■ 人形劇と聞いて「なーんだか」と思いながら観る事になりました。
でも、幕が上がると想像していた人形劇と違って、とても面白く
迫力があり、役者さんの人形の扱い方や人形の動きに吸い込まれました。
落語が題材でもあり、内容も面白く、また違った人形劇を見たいと思いました。
プークの皆さん、ありがとうございました。
鳴門例会カーテンコール写真は劇団の許可を得て鳴門市民劇場Webページ作成委員が撮影しています。
E-mailでのお問い合わせは、 鳴門市民劇場ホームページ nrt-geki@mc.pikara.ne.jp まで。