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松井須磨子

エイコーン公演

2016年11月27日(日)鳴門市民劇場例会

ものがたり 栗原小巻 キャスト スタッフ 上演予定
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松井須磨子

近代演劇史上に、一瞬の花を咲かせ、儚く散った、

日本新劇最初の女優、松井須磨子。

芸術への深い愛、人生の機微を、独白の形で、物語は進行する。


ものがたり

『人形の家』の主人公のノラ、『復活』のヒロイン、カチューシャ等々、須磨子が演じた役の西洋の思想と、須磨子自身の日本の魂が重なり、交錯し、新しい時代の息吹きが生まれる。

栗原小巻演じる松井須磨子とピアニスト城所潔の演奏で、百年前の、幻の芸術座(島村抱月と須磨子が設立した劇場)が、蜃気楼のように、はるかな霧の彼方に甦る。

須磨子は、結婚に破れ、自殺未遂という悲劇を乗り越え、生涯を捧げる崇高な演劇と、運命のひと、島村抱月に出会う。

二人は、力を合わせ、心を通わせ、新劇という困難な道を、歩み出す。

やがて、須磨子の芝居そして歌は、民衆に受け入れられ、その人生の絶頂期を迎える。

だが、須磨子の芸術人生は、抱月の死と共に、突然に終焉する。

「いのち短し、恋せよ乙女」須磨子の『ゴンドラの歌』が、聞こえ響く、永遠に。

公演ちらしより

松井須磨子さんが、新しい演劇、新しい女性像を創造しました。
この作品で、芸術の喜び、その苦悩を演じる事ができればと願っています。
鑑賞運動、市民劇場と共に、わたくしの俳優人生はあります。
感謝と希望――

栗原小巻
公演ちらしより

キャスト

栗原小巻
栗原小巻
松井須磨子
 
城所 潔
音楽《ピアノ》

スタッフ

構成・演出:加来英治
美術:石井強司  衣裳デザイン:栗原小巻  照明:山本博史
音響:西田 実  舞台監督:木下善弘


上演予定

 鳴門市文化会館

 2016年11月27日(日) 夜6:30〜

 上演時間 約1時間20分(休憩なし)

 ※約250台の無料駐車場あり

 あわぎんホール

 11月28日(月) 夜6:30〜

 11月29日(火) 昼2:00〜

 (徳島市民劇場)


E-mailでのお問い合わせは           鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。