『棒しばり』は、岡本柿紅が同名の能狂言をもとに、六代目尾上菊五郎と七代目坂東三津五郎にあてはめて書き下ろした舞踊劇。初演は大正五年。
舞踊の名手二人の手を縛って躍らせるという皮肉な趣向にねらいがある。
前進座では、昭和三十年、坂東三津之丞師の指導で、橘小三郎(のちの藤川武左衛門)・中村公三郎・坂東秀弥らで初演しました。
所用のため屋敷を留守にする大名は、召使いの太郎冠者と次郎冠者が底ぬけの酒好きなので、大事な酒蔵が心配でならない。
そこで一策を案じた大名は、まず次郎冠者の両手を棒にくくりつけ、ついで太郎冠者を後手に縛りあげたうえで出かけていく。だが二人は、意地でも酒を飲んでやろうと酒蔵へやってきて、さて……。
松涛喜八郎 | 早瀬栄之丞 | 藤井偉策 | 忠村臣弥 | 玉浦有之祐 | 松浦海之介 | 嵐市太郎 |
松涛喜八郎 | 忠村臣弥 | 玉浦有之祐 | 松浦海之介 | 嵐市太郎 |
大名 | 次郎冠者 | 太郎冠者 | 着付後見 | 着付後見 |
鳴門市文化会館 2020年11月7日(土) 夜6:30~ 上演時間 約1時間45分(休憩15分含む) ※約250台の無料駐車場あり |
あわぎんホール なし
(徳島市民劇場) |