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あなまどい

劇団前進座

2010年9月13日(月)鳴門市民劇場例会

あらすじ 原作者 キャスト スタッフ 上演予定
嵐圭史さんインタビュー 色紙 感想集

「あなまどい」ちらし表

舞台写真1

あらすじ

  “足軽は往来で上士(じょうし)と出会えば平伏しなければならない”という藩の仕来りが枷となり、徒士頭(かちがしら)である上遠野久作(かとうのきゅうさく)は、足軽・寺田金吾に切り捨てられる。久作の息子・関蔵(せきぞう)は、嫁いで間もない女房・喜代を残し、逃走した金吾の後を追い、仇討ちの旅へ……。

  30年後、関蔵はようやく金吾に出会う。年老い、疲れ果て、物乞いに身をやつした二人が抱く感情は……。

  4年後、関蔵は我が家に帰った。花の咲く美しい庭は、畑に変っていた。家督を預け留守中の家族の面倒を任せた叔父・上遠野甚右衛門と後を継いたその息子・栄之助は、約束を果たしていなかった。喜代は使用人とともに庭を耕し、34年間夫を待ち続けていたのだった。

  栄之助の心根を見抜いた関蔵は、喜代の甥・桑山只次郎を養子に迎え、帰参を果たすべく、家老・戸田左京の元へ向かう。

  全てが終わり、再び旅立ちの途に着く関蔵。傍らには幸せそうな喜代。突然、関蔵の口から思いがけない話が……。

  時代小説界の鬼才、乙川優三郎作品「穴惑い」を初の舞台化!

公演ちらしより

舞台写真1

乙川優三郎

1953年東京生まれ
「穴惑い」所収の『屋烏』は1992年に初版が刊行された
1996年「薮燕」   (文藝春秋)オール読物新人賞
1997年「霧の橋」  (講談杜)時代小説大賞
2001年「五年の梅」 (新潮祉)山本周五郎賞
2002年「生きる」  (文藝春秋)第127回直木賞
2004年「武家用心集」(集英社)中山義秀文学賞
著書は他に「喜知次」・「蔓の端々」・「芥火」(講談社)、「むこうだんばら亭」(新潮社)などがある。

公演ちらしより

キャスト

嵐 圭史 武井 茂 藤川矢之輔 姉川新之輔 嵐芳三郎
上遠野関蔵 戸田左京 上遠野栄之助 五助 桑山只次郎
嵐 圭史 武井 茂 藤川矢之輔 姉川新之輔 嵐広也改め嵐芳三郎
         
寺田昌樹 亀井栄克 渡会元之 藤井偉策 竹下雅臣
上遠野新一郎 寺田金吾 大木臼之助 中村蜂衛門 小島栗太郎
寺田昌樹 亀井栄克 渡会元之 藤井偉策 竹下雅臣
         
西川かずこ 浜名実貴 針谷理繪子 鶴田まや 村田吉次郎
栄之助女房 菊江 喜代 すぎ 金吾女房 お吉 願人坊主
西川かずこ 浜名実貴 針谷理繪子 鶴田まや
劇団仲間
村田吉次郎

スタッフ

原作:乙川優三郎  脚本:金子義広  演出:橋本英治

美術:内山 勉  照明:石島奈津子  音楽:小六禮次郎  効果:小倉 潔  振付:藤間多寿
舞台監督:小野文隆


上演予定

 鳴門市文化会館

 2010年9月13日(月) 夜6:30〜

 上演時間 2時間45分 1幕45分 休憩15分 2幕105分

 ※約250台の無料駐車場あり

 文化センター

 9月14日(火) 夜6:30〜

 9月15日(水) 昼1:30〜

 阿南市市民会館

 9月16日(木) 夜6:30〜


E-mailでのお問い合わせは        鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。