歌舞伎ことはじめ | 芝浜の革財布かいせつ | あらすじ | 配役 | スタッフ | 上演予定 |
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笑いの後に、しみじみ涙、
人情噺の極めつき。
歌舞伎ことはじめ
かいせつ
四百年の歴史を持つ日本の伝統芸能『歌舞伎』――その歴史や女形・音楽・立廻りなど、解説と実演を交えながら、歌舞伎を知り、楽しんでいただく一幕です。歌舞伎の作品は、大きく分けて二つのジャンルに分かれます。武士の世界を描いた「時代物」、庶民の世界を描いた「世話物」と呼ばれるジャンルですが、今回は特に『芝浜の革財布』をより楽しんでいただくために、「世話物」の特色を中心に構成した内容でお届けします。
江戸の庶民たちが創意工夫し、熱狂した歌舞伎の世界をお楽しみ下さい。
公演ちらしより解説:嵐芳三郎 大太鼓:益城 宏 出演:中嶋宏太郎 同:上滝啓太郎
出演:新村宗次郎 同:忠村臣弥 同:松浦海之介
芝浜の革財布
かいせつ
圓朝作、極め付きの人情噺『芝浜』を舞台化。江戸庶民の暮らしと風情を丁寧に視覚化しつつ、むだのない話の運びで楽しませる前進座の世話物。いつの時代も邪悪さと善良さを行きつ戻りつしてしまう人の心。軽妙なやりとりのなか、夫婦が真の情愛を通わせてゆく様は心を打ちます。矢之輔・辰三郎のコンビにご期待下さい。
公演ちらしより
あらすじ
貧乏暮らしのうえにあとさき考えない呑んべえな魚屋の熊五郎は、それがもとで、にっちもさっちもいかなくなっていました。女房のお春に、これからは性根を入れかえて一生懸命働くと誓って証文をしたためます。明くる朝、心を入れかえて出かけた浜辺で、足に引っかかった革財布には、何と小判が。誓いのことはどこへやら、長屋の連中を集めて飲めや唄えの大騒ぎ。果ては酔っぱらって正体なく寝込んでしまいます。翌朝起きた熊五郎が、お春に革財布のことをたずねるのですが……。
公演ちらしより
魚屋熊五郎 | 女房 お春 | 大工 金公 | その女房 お六 | 占者 |
藤川矢之輔 大坂屋 |
山崎辰三郎 山崎屋 |
中嶋宏太郎 福泉屋 |
上滝啓太郎 | 姉川新之輔 鯉屋 |
落語家 | 流し芸人 | 願人坊主 一 | 願人坊主 二 | 浪人 |
津田恵一 | 嵐芳三郎 豊島屋 |
新村宗二郎 | 松浦海之介 | 益城 宏 |
露月町の叔父の娘 お花 |
手代 仙太郎 | 河清の女房 おきん | ||
田中世津子 | 忠村臣弥 入船屋 |
上沢美咲 |
原作:三遊亭圓朝 脚色:平田兼三
演出進行:橋本英治 美術:熊野隆二
照明:寺田義雄 音楽:杵屋佐之忠
鳴門市文化会館 2015年9月17日(木) 夜6:30〜 上演時間 約2時間00分(休憩15分含む) ※約250台の無料駐車場あり |
あわぎんホール 9月15日(火) 夜6:30〜 9月16日(水) 昼1:30〜
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E-mailでのお問い合わせは 鳴門市民劇場ホームページ nrt-geki@mc.pikara.ne.jp まで。