みんなまじめで、ちょっと変!?
ウソでホントの「家族」の喜劇。
ロシア現代演劇を代表する劇作家、アレクサンドル・ヴァムピーロフ。
34歳で夭折した彼が残した数少ない作品は高く評価され日本でも多く上演されています。
なかでもとりわけ人気を博したのが本作品で、口から出まかせの嘘が意外な結末へ――。
軽快なコメディでありながら、人生の哀しみや家族の機微をこまやかに描きます。
公演ちらしより
凍えそうな春の夜。ブスイギンとシーリワは都会の酒場で出会った娘たちと飲み明かそうと、郊外の町までやっては来たが、あっさり振られてしまう。最終電車はすでに出てしまい、なんとか泊めてもらおうと近くの家を片っ端からノックするが、けんもほろろに断られる二人。やっと入りかけた家でも青年に強盗とうたがわれ、シーリワはとっさに口走る、
「この男は君の兄貴なんだ!」
飛び入ったサラファーノフ家は、姉も弟も父親をひとり残して家を出ようと崩壊寸前。そして父にも秘密が…。その場しのぎの二人の言葉を真に受けて、事態はあらぬ方向へと走り出す!!
公演ちらしより
浅野雅博 (文学座) |
小田伸泰 (俳優座) |
外山誠二 (文学座) |
逢笠恵祐 (青年座) |
岩崎正寛 (演劇集団 円) |
ブスイギン 青年1=エセ長男 |
シーリワ 青年2=友人 |
サラファーノフ 親父 |
ワーセンカ 実の息子 |
クジーモフ 娘の婚約者 |
若井なおみ | 藤本喜久子 | 舘田悠悠 | 槙乃萌美 | 里村孝雄 |
ニーナ 娘 |
ナターシャ 年上の女性 |
娘1 | 娘2 | 隣の男 |
作:アレクサンドル・ヴァムピーロフ
翻訳:宮澤俊一、五月女道子 演出:菊池 准
美術:乘峯雅寛 照明:森脇清治 音響:藤平美保子 衣裳:萩野 緑
作曲:上田 亨 舞台監督:上村利幸 イラスト:尾崎仁美
宣伝美術:勝木雄二 宣伝協力:原田一平 日本工学院専門学校
企画製作:俳優座劇場
鳴門市文化会館 2018年7月18日(水) 夜6:30~ 上演時間 約2時間20分(休憩15分含む) ※約250台の無料駐車場あり |
あわぎんホール 7月13日(金) 夜6:30~ 7月14日(土) 昼1:30~ (徳島市民劇場) |