ある年の大晦日。 雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込んで来た。 三人は、「ねじ釘の哲」「泉の三太」「キャンパスの助六」と呼ばれる、人を殺した凶悪犯だった。三人は偶然迷い込んだその山荘で、心ならずも心中しようとしていた父娘を助けてしまう。遺書による と父親の明は、借金を苦に自分だけが死んでしまうと、遺された末娘の光子は知的障害があるため、生きていくのが困難だろうと思いこんだ末の無理心中だった。 意識を取り戻した光子は、自分を助けてくれた脱獄囚たちを“天使”だと思い込んでしまうのだった。買い物から帰ってきた姉娘のエミは、父と妹が心中しようとしていた事を知って愕然とする。そして家の中には見知らぬ怪しげな男 たち三人。そこへ父娘が自殺を図る原因となった人物である父親の従兄弟の黒川と、その息子でエミの婚約者の始や、地元の駐在 が訪ねて来て……。
公演ちらしより
1974年に西村晃、有島一郎、前田美波里らで初演し、その後、様々なキャスティングにより全国で1200回余上演回数を重ねてきたイッツフォーリーズの代表作です。「おれ天」の愛称で親しまれ、50年以上愛され続けてきました。青年座の金澤菜乃英を演出に迎え、2008年以来13年ぶりに新演出で再スタート、全国で大好評をいただいています。哲役には引き続き青年座の横堀悦夫、黒川虎男に昴の金子由之、そして新たに大塚明役を文化座の米山実がつとめます。イッツフォーリーズの中心的存在の吉田雄、大川永、刀根友香に加え、半澤昇が助六役に挑戦いたします。「翼のない天使」「今、今、今」など名曲揃いの「おれたちは天使じゃない」をお楽しみ下さい。
公演ちらしより
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| 横堀悦夫 青年座 |
吉田 雄 | 半澤 昇 |
| ねじ釘の哲 | 泉の三太 | キャンパスの助六 |
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| 米山 実 文化座 |
大川 永 | 刀根友香 |
| 大塚 明 | 大塚エミ | 大塚光子 |
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| 金子由之 昴 |
松田 周 青年座 |
町屋圭祐 昴 |
| 黒川虎雄 | 黒川 始 | 巡査 |
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| 荒川湧太 オーチャード |
成観 礼 | 杉尾優香 |
| 男性コロス | 女性コロス | 女性コロス |
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| 吉田美緒 | 森島美玖 | 宮村大輔 |
| Ｗキャスト 女性コロス |
男性コロス | |
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| 吉田さとる / 飯田緑子（Key.） | ||
| 太田裕子 / 田中和音（Pf.） | ||
| えがわとぶを / 佐藤哲也（B.） | ||
| 中沢剛 / 三木洋介（Drs.） | ||
脚本：矢代静一 脚本・作詞：藤田敏雄
作詞：山川啓介 音楽：いずみたく
演出：金澤菜乃英（青年座）
美術：根来美咲（青年座） 振付：スズキ拓朗（CHAiroiPLIN/コンドルズ）/明羽美姫（イッツフォーリーズ）
音楽監督：吉田さとる 照明照明：中川隆⼀ 音響：返町吉保（キャンビット）
衣裳：天野杏百⼦ 歌唱指導：坂口阿紀 殺陣：梶武志
マジック指導：たかお晃市 演出助手本藤起久子/鈴木彩子（イッツフォーリーズ）
アンダースタディ：塩嶋一希 舞台監督：久保年末（アートシーン） イラスト・タイトルロゴ：やなせたかし
宣伝写真：日高仁 宣伝ヘアメイク：きとうせいこ
協力：オーチャード、青年座映画放送株式会社、劇団昴、株式会社フレーベル館、文化座、矢代静一事務所、有限会社やなせスタジオ
制作：松本崚汰 プロデューサー：𡈽屋友紀子 企画・制作株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
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藍住町総合文化ホール 2024年12月24日（火） 18:30～ 上演時間 約2時間20分（休憩15分を含む） ※約350台の無料駐車場あり（他施設と共用） |
あわぎんホール 11月25日（月） 18:30～ 11月26日（火） 13:30～ (徳島市民劇場) |