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てけれっつのぱ

劇団文化座

2011年1月24日(月)鳴門市民劇場例会

ものがたり あらすじ 初演の感想より てけれっつのぱとは キャスト スタッフ 上演予定
阿部敦子さんインタビュー ロビー交流会 色紙 感想集

「てけれっつのぱ」ちらし表

舞台写真1

ものがたり

  時は明治14(1881)年、商人や船乗りが往き来し活気溢れる小樽の町なかに、煮売り、代書、髪結、俥などを商う小さな店「きし屋」があった。そこに肩寄せ合って生きているのは、年齢もバラバラ、と言って家族でもない、いわくありげな三人の女とその仲間たちだった。彼女たちはなぜ結びつき、ここ北の果て小樽にたどり着いたのか?そしてやくざから立ち退きを迫られている「きし屋」の運命は?

公演ちらしより

あらすじ

  明治維新そして文明開化。価値観が大きく変動する時代であった。旗本の嫁でありながら没落し、芸者となった一人の女がいた。その女を妾とした薩摩出身の官吏とその妻。女を助ける主人思いの女中。そして女を思慕し見守りつづける俥曳きや謎の混血娘……。様々な人生が激動のなか流転する。その運命に流される者もいれば、立ち向かい、抗い、力強く生きようとする者もいる。

  江戸の名残をとどめる文明開化の東京と、開拓まもない北海道は小樽で、愛憎と人情に満ちた悲喜劇が繰り広げられる━━

公演ちらしより

舞台写真1

初演の感想より

☆時代の流れに翻弄されながらも地に足をつけた人々が美しくすばらしかった。配役が適材適所でそれぞれがすばらしいできだったと思います。大満足でした。(62才)

☆面白い、勇気がわいた。現代に通じる舞台だ。笑いとぺーソス、演出も演技も最高だ。(68才・男性)

☆死神にとりつかれて身動きが出来なくなっているかの様な今の日本。死神払いの呪文があれば、本当に「てけれっつのぱー」と大声で叫びたいですね。権力は男にとっては魅力的なものらしい。どこの国の歴史もそうだと言っている。でもその権力支配のもとで生活し、日々の命を燃やし続け生きている民衆は、人の幸せにとって何が一番大切かを誰よりも知っている。支え合い信じ合い愛し合い、心をもつ人間だから味わえる生きる証を見ました。最後の大八車をみなで押し歩く姿に勇気をもらいました。(51才・女性)

☆とてもおもしろいです!おもしろいのにほろりときます。なんて素敵な舞台でしょうか!!女は強いですね!おセキさんとあや乃様の関係が本当にイイです。あや乃様とお勝さんとのやりとりは見ていてスカッとしますね。女性衆はみんなきっぷがよくてとても楽しいです。本妻さんもいい役ですね。おふくさんもかわいいです。おかちめんこ笑いました。ロビンは力持ちですね!めちゃカッコイイ。本妻さんをかついで行くのはホレそうになりました。2時間40分は長いなーと思いましたが、あっという間でした。おもしろかったです。ほんとうに!!(20才・女性)

公演ちらしより

キャスト

阿部敦子 佐々木愛 有賀ひろみ 津田二朗 沖永正志
あや乃 おセキ 佳代 別所鐵太郎 銀次
阿部敦子 佐々木愛 有賀ひろみ 津田二朗 沖永正志
         
小谷佳加 鳴海宏明 高村尚枝 五十嵐雅子 佐藤哲也
ロビン 熊吉 おふく お勝 高島
小谷佳加 鳴海宏明 高村尚枝 五十嵐雅子 佐藤哲也
         
白幡大介 春稀貴裕 池内智士 藤原章寛  
平太(高島の舎弟) 高島の子分 高島の子分 高島の子分  
白幡大介 春稀貴裕 池内智士 藤原章寛  

スタッフ

原作:蜂谷涼(柏艪舎刊)  脚本:瀬戸口郁  演出:西川信廣

美術・衣裳:朝倉摂  照明:桜井真澄  音響:齋藤美佐男  舞台監督:森正夫  制作:中山博実
擬斗:渥美博  薩摩弁指導:森下廣子


上演予定

 鳴門市文化会館

 2011年1月24日(月) 夜6:30〜

 上演時間 2時間40分 (休憩15分を含む)

 ※約250台の無料駐車場あり

 あわぎんホール

 1月25日(火) 夜6:30〜

 1月26日(水) 昼1:30〜

 阿南市市民会館

 1月27日(木) 夜6:30〜


E-mailでのお問い合わせは        鳴門市民劇場ホームページ
nrt-geki@mc.pikara.ne.jp
まで。